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2016-05-24

リサイタル終了~ありがとうございました②

前回の続きです。

後半、松山さんの独奏はスペインもの、そして最後の二重奏「幻想曲 Op.54 bis」は、古典時代の作曲家ソルが唯一、ラスゲアード(かき鳴らし奏法)を使った作品らしいのですが、後半はスペイン一色で、賑やかに華麗に終わります。

アンコールは一転、このリサイタルの副題でもある「めぐり逢い、響き合う12本の弦」にちなんで、アンドレ ギャニオンの「めぐり逢い」というゆったりした曲。

そして最後の最後に、私が、躊躇する松山さんをゴリ押しでのせて実現にこぎつけた、弾き語り。
選曲は松山さんにより、さだまさしの「驛舎(えき)」。

「クラシックのコンサートなのにけしからん、なんていう難しい人は今回いないはずなので、思いっきり歌ってください!」と私は松山さんを説き伏せ?ました。
実際私は、練習時のこの曲の録音をひとりで聴いてウルッときたんですけれど、そんな感想をあとで友人からも聞きました。
私も伴奏と、間奏を弾いていてとても楽しかったです。

それに比べると、クラシック曲の演奏って、本当に難しいですね。クラシックギタリストがだいたい険しい顔して弾いているのも、仕方ないことですネ。私?ポーカーフェイスを目指しています(笑)

さて、終わってすぐロビーに出ると、見知ったお顔や懐かしいお顔にたくさんお会いできて、それが皆さんいい表情をされていて、感激いたしました!

オーケストラを聴きに来た大ホールで、こちらのリサイタルのチラシを見て来てくださったとか、逆に、今回クラシック音楽の演奏会に初めて来て、クラシックっていいなと思って大ホールのオーケストラ公演の予約をして帰ったという方もいたと聞き、ほんとうに、大感激です!!

本当は、皆さんと一緒にとった写真を(結局あまり撮れなかったけれど)全部載せたいところですが、そのようなわけにもいかないので1枚。

2009年にジョイントコンサートをした山田大輔さんも来てくれた

2009年にジョイントコンサートをした山田大輔さんも来てくれた

1年前の5月、会場が第一希望の5/21で抽選に一発で当たり、嬉しいと同時に、どうなることかと不安が常にありはしましたが、この日を迎えられて今は、得難い期間を過ごさせてもらったと振り返ることができます。
ありがとうございました。
これを糧に、まだ進歩していかなければならないと思っています。

2016年5月24日(火)  佐藤 真澄

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