toggle
2017-01-22

発表会と、佐藤弘和作品のこと

昨日の発表会は無事終わり、打ち上げも二次会まで参加して他の講師の色々な生徒さんたちともお話が出来、何だか今回は濃くて楽しかったなぁ。我が家でギターとお酒の集まりをする話になって(ちゃんと覚えていますよ、)帰宅してからその事を夫に話しながらワインを空けてしまい、飲みすぎた為今日はにわか禁酒デー。疲れた身体をプールでリフレッシュしてきました。

IMG_8392

(島田さん、facebookの写真を拝借いたしました)

生徒さんに何を弾いてもらうか、私はいつも結構悩むところなのですが、今回良かったのは佐藤弘和さんの作品を選んでみたことでした。
まだ、ギターを始めて1年ほどの方でしたが、「風の間奏曲」(についての過去記事はこちら)という曲集を購入していただいて、その中の「トレモロの練習曲」を発表会のために準備していました。

昨年12月最後のこの方のレッスンの時、やはり同じ曲集にある「昔の歌」もいい感じに弾けそうだったので「これも追加しましょうか」という話になったその日の帰り道、私は佐藤弘和さんの訃報に接しました。

そして結果的に発表会でのこの生徒さんの演奏は、作品の魅力を十分に伝えるものであり、皆さんにもたいへん好評で、願わくば佐藤弘和さんがどこかでひっそりと聴いてくれていなかったろうか… と思いました。
「昔の歌」の寂しい響きと、「トレモロの練習曲」の優しい味わい。
ちなみにトップには快活な、サグレラス作曲の「マリアルイサ」を持ってきていたので、構成的にも良かったかと。

生徒さんに曲を選ぶことは難しいことでもありますが、うまくいくと楽しみにもなってきますね。
その人に合っている曲もいいですが、意表をつくようなところを狙いたくもあり、ただそれは指導力にかかってくるかもしれません。

さーまた次回10月の発表会に向けて、皆さんガンバリましょう!!

ところで私の講師演奏は、バッハのコラール「主よ人の望みの喜びよ」でした。
「よくあんな飛びそうな曲やりますねぇ。しかも難しい編曲で。」と学院長に言われました。
ハイ!実際、先月の画廊演奏では、ブッ飛びました。(ど忘れで止まる、という意味です)
バッハはこわい。けれど、負けるな自分!の意気で弾ききりましたよ。この辺りのことは、また書きたいと思います。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください