夏の計画
自分にとって全くの新曲をコンサートプログラムに投入するとき、私はチラシ刷りまでにある程度本番までの完成の見通しがたっていないと不安(曲名をいれるので)。
進み具合を気にしながら新曲を練習していくのですが、チラシデザインの時点で、あと2ヶ月何をすればよいかがだいたい見えてきた感じで、取り下げは免れました…
具体的には、難曲ですので(今回の場合はD.アグアドの序奏とロンド)、技術的な不安が払しょくされること。といってもこの時点で完全には弾けていなくても、2か月間それなりに練習を積めば大丈夫とこれまでの経験から見通せること。
一方、レパートリーになっている曲はそんなに繰り返し練習しません。もちろんグレードは上げるつもりでいくのですが、むしろ昨年からやっているようにエチュードをじっくり一通り弾いたあと、曲を超スローテンポで1回。そこをたまに早い本来のテンポで弾くと、アスリートならタイムを0コンマ0いくつ上げるかの微小な違いではあるけれど(でも大きな違い)、「お、できた」「安定感がついてきている」といった手応えがあります。
だんだんとエチュードがバイブルのように思えてきて、時間がない日もエチュードだけは欠かせないこの頃。
逆に、何度か本番で弾いている曲というのは今度は、ど忘れ対策をしなければなりません。それも超超スローでの練習に尽きますが。
こうして9月のコンサートへ向けて練習計画をしているのですが、夏休みシーズンのため遊びのお誘いも増え、断ったり不安顔で出かけたりしなくてもよさそうです。。
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今年は学生時代の友人たちに会う機会がなぜか多く、そんな時思うのは、今は環境も仕事も趣味も全く違う友人たちなのに会うと共感しあえるということでしょうか。学生時代に友人を作っておくって大切ですねー。今からは増やせないだけに。
誤解を恐れず書きますと、このくらいの年頃の子供たちはとても猫的に思えます。最後に私はかなりなつかれてしまって、仔猫2匹がわたしにじゃれついているようで。その楽しそうな無垢な瞳には、自分の未来には明るいことが待ってる、というような・・・私自身、子供のころからずっと心のどこかでそんなことを信じていたように思います。
チラシを見て、秋津希が「これ、猫にゃんにゃんてつぶした真澄ちゃん?」と聞いたよ。
猫の話と努力の話は相入れませんが、練習頑張れ。