ひとり反省会
録画を見ながらひとり反省会。向き合わなくてはならない恐怖の瞬間でもあります。
夫は、私のソロを舞台袖のドア越しに聴きながら、手に汗握ったと言います。今日私も、自分の演奏動画を見ながら手に汗握りました・・・
弾き直し。これは絶対にいけませんな。本当に、本当に、皆様すみません。
一方、流れている分には良くなってます。私の演奏は以前、せっかちみたいに前のめりになるクセがあったのですが、だいぶなくなってきて、抱いているイメージと実際に聴くギャップが埋まってきたのは、録音チェックしながらの練習成果だと思います。
あと早いパッセージなどの技術面は、昨年秋からエチュードを毎日のように弾いていたから(と、思いたい)。
「序奏とロンド」も更に弾きこんで安定度を高めていきたいと思います。
それから、「顔から火が出るほど恥ずかしい」ことも告白します。私 パソコンの前で頭抱えました。。。。。。。。
二重奏が終わって礼をしたあと、堀井先生が聴衆に向かって私への拍手を促してくれているというのに、私はそうと気付かず、それに応えもせず逆に返すこともなく、そそくさと退場・・・余韻が半減・・・・・・ああ、ごめんなさい先生!!マナーがなってません。自分が聴衆のときはそういう場面はいくらでも見て知っているはずなのに、余裕がないねーーぁーぁ。。
言い訳ではありませんが、二重奏の演奏自体はいい雰囲気で、「《幻想曲 Op.54bis》では交互に入れ替わるメインパートをどちらが弾いているか分からないくらい掛け合いが同じだったのに、《リキアの王女》では堀井先生のしっかりした音に対して私の切ないような音、その対比が良かった。」と嬉しい感想もいただきました。《リキアの王女》、堀井先生とまたどこかで演奏したいなー。
演奏者としてまだまだ修業が足りない私ですが、反省して向上していきたいと思っています。これに懲りずに、どうかまた演奏を聴いていただけましたら幸いです。
手に汗握りつつも客観的な自己批評、この後これがどう活かされていくのかを見るのが非常に楽しみ。
そうだよね、CDとの決定的な違いは、観客との交流だもんね。舞台の上では、ギター奏者であり、エンターテイナーだもんね。
あくまでお気楽な第三者の言葉ですが、応援する心は真剣よ。頑張ってくれーっっっっっっ !!!!! おーっっっっっっっっっっっ。