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2017-12-20

来年の一曲

今年のレッスンも今週と来週を残すのみとなりました。

コンサートが控えているうちはできなかった、弾きたいと思っていた曲を、来年のことを考えながらようやく手につけられるのが今。

もう一度弾きたい以前のレパートリーのほかに、今まで手をつけたことのない、まっさらな新曲を、一つ。

あと教室の予定では5月に発表会もあるので年内に生徒たちに曲を探しておかなければ、と書庫を漁る。

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「発表会の曲決めは難しい」という頁でも書きましたが、人のために曲を選ぶというのは私にはまだ簡単にすまないですね〜。その人の持ち味に合っていそうな曲を選ぶのか、敢えてまだ足りない事を勉強の為にやってもらうのか、はたまた無理めの曲で頑張らせるか、反対に余裕のありそうな曲で、但し完璧に近いものを目指すか、と。。あとは、私が数ヶ月付き合うのに飽きない曲であることも、、、とはいえ自分自身には王道の曲よりもあまり人が弾かない曲を好んで選曲してしまうので、まだギター歴の浅い生徒さん方にはやっぱり基本みんなが通る道は網羅しておいてほしいし、なー。

という事で皆さんが数ヶ月嫌いにならずに弾ける曲を考えてみましたが。

ところで、私も知らないギター作品というのはまだまだあって、来年の一曲にしようと思っているこちらも未知の曲でした。

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今年取り組んだ〈序奏とロンド〉で、ディオニシオ・アグアド作品全集ファクシミリ原典版第三巻(1枚目の写真のが表紙です)を手に入れたところ、ここに収録されていた〈ファンダンゴと変奏〉。これもあまり弾かれる機会は多くないと思いますが、面白そう。エキゾチックに、素敵に弾きたい感じです。

序奏とロンドももちろん継続しますし、アグアド作品をここへきて良いと思うとはなぁ・・私の古典熱はどこへ向かうのやら。

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怠け猫。

 

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コメント2件

  • みおう より:

    ゆく年来る年ではなくて、去っていくものはない、来る曲ばかりだね。
    一般的にあまり季節季節の区切りを気にしなくなって久しいが、音楽活動を担っていると、なんだか季節とともに移り変わりがしっかりあるようですね。師走に、新しい年について考えを巡らせるのは、なんだかとても良いことの気がする。いつも自分を前に押し出すとでも言うのか。頑張れー。

    猫は。。。いつまでも相変わらずであれ。

    • masuminn より:

      弾かずにほうっておけば当然頭から身体から去っていくけどね。練習の途中で封印することもあるし。そういえばバッハはまだ私には来ないなー(昔挑んだときの拒否され感がいまだに、笑)。
      季節の移り変わりがある感じがしてもらえたかな?予定から離れて(ってそんな忙しいわけじゃないけど)、いまの季節や気分に反応するのもいいね。
      師走といえば未央ちゃんにとっても誕生月だし、お互い新しい年にむけて自分をえいっと前に押し出していこうー!!そう猫は、平穏無事でさえあればいい。

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