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2018-05-28

エリートねこ

自分に奉仕してくれる人間のもとに潜り込めたなら、一生安泰でいられる唯一の動物が猫ではないでしょうか。

子猫時代にその可愛さで人間の心を掴んでさえしまえば、その猫の一生はもう保証されたようなもの。

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下僕となった人間は十数年にわたって、猫のご飯代を稼ぐために日々働き、快適な寝床を提供し、トイレの世話をし続けます。
そのため旅行が好きだった人は以前ほど旅行に行きたいとは思わなくなっていきます。

自ら糧を求めずとも、やりたい放題・勝手気ままな猫生が約束された猫、それが「エリートねこ」。(私定義)

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そよ風のベランダ寝

タダ飯タダ昼寝タダ三昧の生活を送っていても、俺はこのままでいいのだろうか?などと疑問を抱くこともありません。

生きがいを求めなくても、その日その一瞬が平穏に過ごせれば良いからです。

他と比べるという概念がないので、自分より良い生活をしてそうな他の猫を羨んだり、自分の境遇を嘆いたりすることもありません。

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猫は「生みのおかあさんに会いたい」と願うこともなく、

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育てのおかあさんが優しければそれで満足です。

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おい、昼だぞ。ご飯まだか(←尻尾でもの言う)

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洗濯物に挟まるの、気持ちいい♡

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ワインペロリ?!

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それでも「猫になりたい」と思わない貴方は、充実の日々を送っているのかもしれません。

 

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コメント2件

  • みおう より:

    綿の国星と言う漫画を思い出すなあ。(想像の)猫目線と人間目線をマッチさせた名作だったが。
    ふと思ったが、飼い猫という身分はあの頃とはかなり変わったのではないのだろうか。猫可愛がりという言葉は昔から存在したのだろうが、猫は外に出るのが普通だったし。ゆえにトイレの心配はなく、餌も猫まんま。猫市場は存在しないも同然(これは、私がもっと幼かった頃の話だが)。

    というわけで、本文に触発されたものではあるが、関係のあまりないコメント。

    • masuminn より:

      わたのくにほし・・・知らなかったので検索したら、1巻の初めのほう無料試し読みができたよ。作者の猫目線がすごい。
      そうそう昔は半野良、半家猫だったよね。夫の子供時代なんてたいていどこの家にも出入り猫がいて、誰もが何の疑問もなく残飯(ねこまんま)をやっていたと。
      子どものころの私は、花壇に糞尿・インコ襲撃未遂といった迷惑行為、さかりのついた鳴き声の気味悪さの記憶など、ルイに出逢うちょっと前までは猫を可愛いと思ったことがなかったが。
      ここ十何年のフード・飼い主や地域の意識向上etc. 猫環境の進化はすごい。私の手のひら返しの猫可愛がりっぷりと同じく。
      いや、正しく猫を飼いさえすれば、猫も人も、みな幸せになれるのさ。

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