うまくいかない日は明日頑張ろう
現代ものを練習しているとつくづくバランス感覚(全体を捉えながら細部を弾く、よって聴き手にとって初めての曲でも、聴き終わった時に良い曲だと感じると思う)が難しい。
未だに、録音してみるとうまくいっていない。
明日また頑張ろう、などと考えながら寝た夜の明け方、またまた見てしまいました!夢の話は3回目です、すみません。
何かあって私が後半の出番に変わっていて、前半の松山さんの演奏を舞台袖で聴き、さあいよいよと控え室に楽器を取りに行きます。
そこには色々な人のギターケースがあちこちに置かれていて、練習している人もいたりして、発表会の控え室状態だったのですが、私のギターが、ケースごと無くなっているのです。
パニックになりながら、何をすべきかも考えられず、どうしようどうしようとあらゆる通路をオロオロ歩きまわる私。
休憩時間もとっくに過ぎたホールに行き着き、こわごわ扉を開けてみると、中で人々ががざわざわとしています。
ホールの壁はガラス張りになっていて、向こうに南イタリアの、海に向かう絶壁にへばりつくように立ち並ぶカラフルな家々が見えます。
つまりこのホールは海に突き出すように建築された絶景のホールというわけで、
それだけ素晴らしい場所に私達は演奏しに来ているらしいのです。
ざわめいている聴衆の顔もイタリア人っぽかったような・・・。
そこで、こんなチャンスに、何も弾かないで終わるなんて!!と悔しがり拳を握りしめ絶叫する私。。(激しい人になっています)
目覚めてから考えると、今まで旅行した町々の情景や、イーストエンドギターフェスティバルの会場の豊洲のホールがガラス張りだったことや、楽器が無いというのもアルカンヘルさんに替えてから自分の目の届かない場所に楽器を置くことが気になる… などの現実が、見事にミックスされた夢でした。
すごい構成力ですが、こういうのは、夢の中だけで済んでほしいものです。

猫は意外と表情ゆたかなんです
コメント4件
「猫は意外と表情ゆたかなんです」。さらりと夢でないものまで構成に加えましたの。
ちなみに私バージョンの「明日」は、「もう眠くて駄目だ、とりあえず寝てしまって、明日考えよう。でなけりゃ死ぬ」。
今晩は、真澄さん。怖い夢でしたね。うまくいかない時は明日がんばろう、というのは全くその通りだと思いますし。私もそうしています。若い頃に見た映画で一番印象の強かったのが「風と共に去りぬ」だったのですが、ラストでスカーレット・オハラがいった言葉にもありましたよ。「今日は疲れたから、明日考えよう」レッド・バトラーが彼女を捨てて(振りをして?)去っていく後姿を見ながらつぶやいた言葉です。以来、私はそれをモットーにしています。
ラストシーンは、”Tomorrow will be another day.”でした。これも長く心の隅にあります。(^・^)