クアトロパロス コンサート 行ってきました（ｵｽｽﾒ店情報あり）

小雨交じりの曇り空に、暑さも落ち着いた8月27日(土)、ギター四重奏団クアトロパロスのコンサートを聴いてまいりました。
ギター演奏には響きが良いと評判の、Hakuju ホールでの開催。ただ私的に観客としては300という客席数にしては何かと窮屈な会場です。

前もって、現代ギター誌8月号に載っていたインタビュー記事も読みましたが、彼らのこのホールでコンサートをすることへの、並々ならぬ意欲が綴られていました。

開演直前。満員のホールの客席で、つい3か月前のすみだトリフォニーでの自分を思い出しまして。
いざステージへ向かう自分を想像して、緊張とワクワク感を勝手に共有させてもらってました（笑）。

現代作曲家ばかり、特に邦人ギタリストによる作品が目白押しのプログラムでしたが、その中でも個人的にはやはり正当クラシック的な感じの曲が好きでした。ソロの魅力とはまた違う、ダイナミズムと迫力が楽しめましたから。
また、プロの重奏団として当たり前なのでしょうけれど、複雑なリズムが絡んでもぴたっと合った演奏はさすがです。

これからいろいろな作曲家に作品を献呈されたりして益々活躍されていくのでしょうが、世界をめざす（とインタビューにありました）のなら、作品に恵まれるというのが結構重要なんではと想像しました。

作曲家先生方はじめギター関係者が大勢きていらして、まるでコンクール会場かのようでした。

********

Hakujuホールにほど近い、富ヶ谷の商店街にある大人気のポルトガル菓子店、ナタ・デ・クリスチアノで、チキンパイとエッグタルトを購入しました。
雑誌で知って「こんどハクジュへ行ったら、絶対に寄ろう」と思っていたお店です。

辛党の私には、チキンパイはもちろんいけましたが、エッグタルトもほんのり程度の甘さで、お店のお勧めは「シナモンを振りかけるとポルトガルの味に」ということでしたが、私はたまたま冷蔵庫にあったリコッタチーズをたっぷりトッピングしていただいてみると嬉しいことに赤ワインにぴったり！

Hakujuホールへ行かれる際にはおススメです。出演者への差し入れにも喜ばれそうですし、お隣の代々木公園でのピクニック用にもいいですね。ワインも販売してました♪

この袋のポルトガル風情に急に懐かしくなり、2010年に訪れたリスボンの思い出四景。↓

 
 

左上：湾のようなテージョ川をバックにしたリスボンの町並み
右上：ファドを聴きに。ポルトガルギターを聴かせてくれた。哀愁の音色
左下：上り坂はケーブルカーで行くべし
右下：市電の車窓から、坂の町リスボン

南欧西の果て感いっぱい