倉敷へ小旅行
夫の岡山出張に付いて倉敷へ小旅行。私は時間があったので姫路で途中下車し、姫路城の大天守に登ってきました。

2015年に白く塗り直されて蘇った白鷺城。駅から見ながらまっすぐ歩くこと20分で到着。

第二次大戦で、街は焼け野原でここだけ残ったという。壮麗な雄姿であります。

急階段をいくつも登り、天守閣の最上階から西の方角を臨む
姫路駅には、名物と言われているえきそばがあります。座って食べられる店舗もあるけれど、あえて山陽本線のホーム上にある立ち食いのお店へ。お客さんが次から次へと出入りして繁盛している様子。
細い麺はやわやわだし、天ぷらも具のないつなぎを揚げただけのような感じなのに、この雰囲気と、遠くへ来たなぁ…という気分、そして空腹とが一体となり、何故か美味。
倉敷で夫と合流して地酒が飲めるお店へ。酒場放浪記ふうのショットで。
日中歩き回って空腹だった私は、〆に「ミニ皮めし」を注文。
翌日は雲一つない快晴。
美観地区を散策。
電線がないとこんなにすっきり。レトロな街並みには、不思議とプラスチックのビールケースが似合います。
植木鉢を並べてもこんなに絵になる。参考にしたい感じです。
お昼は肉うどん。汁が少なく具が乗った「ぶっかけ」が倉敷名物だとあとで知る。が、弾力があるうどんそのものが本当に美味しいと思います。
大原美術館では、思いがけず見てみたいと思っていた絵に出会いました。

セガンティーニ「アルプスの真昼」
この時間にここを通りかかってラッキーでした。三脚を立てたりカメラを構えている人が何人もいて撮影スポットになっていたので、私も同じアングルからスマホカメラを向けました。
こちらは自宅用に買った備前焼のお猪口。お酒の味も変わります。
ヨーロッパびいきな私も久しぶりに日本の誇れる文化に触れて、日本の良さを再認識した旅でした。でも、家の中、寒そうだな、、、便利さや快適さよりも古きものの継承を大切にする倉敷の町に、敬意を払います。
コメントを残す