2017-05-17
草食猫
表現って絵でも文章でも音楽でも、やみくもに描いていくのではなく無に輪郭(イメージ)が浮かんできたとき、それをたどっていく作業だと思ってます。先日のギターの宴以来書こうとしていることがあるのですが、いくつか思い浮かぶ考えを文章にするとなると、ぼやけてまだ輪郭が見えてこないので今回はネコネタ。

オカアチャン、お腹すいた。
動物写真家の岩合さんも世界ネコ歩きの番組の中で呟いていたけれど、猫の腹時計はほんとうに正確。
今日も正午きっかり10分前に起き出して、私が育てている猫草の前で昼時を報せるルイ。

草くれー!

はいはい摘んであげるから待ーって!

はーい、あげるから戻って!

あんた、重いってば

はい、どうぞ。クンクン慎重に匂いを確認してから口にする

キミ牛さんみたいだねぇ…ハグハグと草を食む猫
この草、燕麦の種でペット用に売られているのですけど、人間には匂いが全く感じられないのになぜこんなに夢中なのか、とても不思議です。
草には猫が毛繕いで体内に入った毛の排出を促す作用があるそうですが
好きだからといって与えすぎても、必要な栄養素が含まれているわけではないのでほどほどに。
猫は元来肉食動物ですが、ルイは生の魚に興味がないのでよく見る光景の、漁師さんがおこぼれをくれる港のような所では生きていけませぬ。
どんな新鮮な刺身より、脇においてある海苔やこんな草のほうが大好きな、完全なる家ネコ、おぼっちゃまネコです。

それでもアジの干物は好物にゃのだ♪
タグ: 猫のルイ
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