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2017-06-19

1万時間からのスタート

どんな分野でも1万時間費やせば一人前のスキルに達するという、1万時間の法則。
天才とよばれる子供も、幼い時からそれだけの時間をかけているから10代前半やそこらでその域に達したので、早かっただけなのだという説を目にしたときは、ほーなるほどと思ったものです。

ちなみに1万時間とは、初めて社会に出た人が1日9時間働いて、3年で達せられる時間だとか。新人がやっと使い物になる頃、っていうことでしょうか。

私自身を振り返ると2009年頃が、ざっくりの計算ですがギター練習1万時間到達時ではなかったかと思います。

9才から始めたとはいえまったくのんびりしていた子供時代。その後もブランクや働きながらの練習で達成がずいぶん遅いですが、その頃演奏において自分の中で理由はわからないが何か変化した(超えた)感があり、この法則を耳にした時、妙に納得したのです。
周りの人から良くなった、とかプロ意識が出てきた、とちょっと言ってもらえた時期です。

それもスタート地点に過ぎないとは後で思うのですが、遅かっただけで「根拠のない自信」つまり、「今はできていないけどやれば出来ることはまだまだある」という感覚に支えられ今に至っています。

ギター界に限らず、10代の才能ある凄い人のニュースが入ってくる昨今、私なんかからすると、そんなに若くして出来てしまってはこの先長い人生どうするんだろう(やることあるのかな)・・なんて思ってしまいます。若者はこのブログを読みに来ないと思って書いてます、ハハ・・
でもやっぱり皆のように音大で勉強したり留学したりコンクールに出たり、羨ましいんです・・って、いつぞやも書きましたが、私は私の道を行きます、ハイ。そうじゃなかったから、今私が続けられているとは十分考えられますもん。

天才に生まれついても練習しないと天才になれないが、凡人でも練習を重ねて(質にもよるでしょうが)1万時間たてばプロレベルにはなれる。1万時間続くほどのことなら、才能はあるでしょう。でなければ、もっと早くに止めちゃう。続けることと練習は大事だって今なら分かる。でもそれだけじゃない、プロならそれを成果に結び付けないと、と思っています。

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猫のシアワセは

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人のシアワセ

 

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