コンクール出じゃなくたって
日本のクラシックギターギターコンクールも、アマチュア向けから世界トップが集まるプロ志向のものまでいろいろありますが、今日は全日本アマチュアギターコンクールが行われています。
私の夫も2008年に優勝しているコンクール。
コンクールに限らず何かで1位になるというのはすごいことだと思います。
2位でも3位でもすごいけれどやっぱり1位は特別。
1位を取るって、私の人生には今のところないものです(笑)。
それでつまり、書きたいことはそんなことではなくですね。。
夫が今日その会場へ聴きに行っており、ついでに営業マンさながら私の来月のジョイントコンサートのチラシを配り歩いてくれているのですが、コンクールの審査をされているようなギター界の重鎮ともいえる方が堀井&佐藤ジョイントコンサートに興味をお持ちのご様子、と夫からの連絡。
おおこわ。いいえ、聴いていただけるなんて光栄です!
私はコンクール出とか、音大出とかに対して、コンプレックスがあるんです。
コンクール通ってなくても演奏家になってる人いっぱいいるじゃん!と励ましてくれる方もあるのですが、それってバルエコとか、バイオリンの五嶋みどりみたいにコンクール経る必要もないほどすごい人のことでしょ?(と心の中で私。)
まぁでも、コンクール審査するような先生方や、音大・芸大出身の方が聴衆の中にいたとして、私にはなぁーにも変わらないのです。誰が聴いていたって緊張はするし誰の耳にも自分最高のパフォーマンスを届けることを目指すのは当たりまえ。
そもそも私が演奏活動をしているのは、かつて一度だけ挑戦して惨敗したクラシカルギターコンクール(これはプロ向け)で、当時の審査委員長だった濱田三彦先生に(コンクールに挑戦し始める年齢としてはかなり遅かったため)、コンクールよりもコンサートを自主開催しながら聴いてくれる人を少しずつ増やしていくような形でやっていく手もあるのでは、と師を通してアドバイスいただいたことによります。
ということで、コンクール出身じゃなくたって、堂々と演奏しようではないかっ。
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