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2019-10-15

夏は終わり、ハイポジションの件。

ベトナムツアーを控え、関係者間の連絡が頻繁に行き交うようになり、緩やかに緊張状態に入ってきました。

台風通過後の海況がやはり良くなく、急に涼しくなったことも拍車をかけて潜水熱は失せていき、館山ダイビングは延期じたい取り止めです。私の夏は終わりました。

暖かくなるまで又しばらく潜りに行けないのは残念ですが、海中温は今もまだまだ高いよう。
暖かい海はダイバーにとって潜れる範囲や期間が広がると思いきや、海水温の上昇がかつてない台風被害を引き起こしているのも事実で、、複雑です。

さて、秋モード、芸術モードに気持ちを切り替えて練習頑張ります。

ベトナムに持って行く曲の中から、アルベニスの「セビーリャ」。アルベニスならばまずピアノ原曲をYouTubeで、私はラローチャの演奏を探します。

原曲とギター編とが同じ調なので、聴きながらギターで一緒に合わせて弾くというのを何度も繰り返します。

速くてついていくのがやっとですが、その内にノリが乗り移ってくるというか、身体に入ってくる感じで、やっと楽しくなってきます。気持ちの面では。

技術面は、ずっと書こうとしていた「ハイポジションの弾き方」がここでやっとこさ出てくるのですが、まず、12フレット以上のハイポジションは小指をなるべく使わないで、1、2、3指だけを使う運指を考えるということですねー。

多分、昔はみんなこうやって弾いていた↓

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とても不安定なんです♪

そこで小指使用を避け、ナナメに入るとグッと安定感が得られる↓

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上(弾いている自分側)から。↓
小指を使うとこんな感じ、親指がネック下側まできてしまっています。

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手全体が指板から離れている

でも、こうしてナナメに指が入れば、

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親指も裏でネックをしっかりホールドでき、安定が得られます。

セビーリャ冒頭12、14フレットを使う「ミファ#ミ」の装飾音的な三連符、なかなか思うようにキマらずにいたのですが・・・

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押さえている指①を、指板に触れているだけ程度にリラックスさせると、打つ方の指② のハンマリングがうまくいく(コントロールし易い)と分かりました。
③親指はかなりネック上まできています。このように↓↓

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ポジション移動が忙しい箇所なのでほんの一瞬の脱力がとても難しいですが。

ですからこの段になってこそ、とも言えるスローテンポでの練習が欠かせません。正しい動きを指に覚え込ませるために。

また、今回のプログラムから例をとると、「森に夢見る」では、ハイポジでも小指を使用せざるを得ず昔の弾き方そのままのフォームでがんばっているところもあります。

「序奏とロンド」では早いパッセージが続くところは、ネックに沿わせる親指がガイド役になり表で華麗に動き回る指を裏で支えていて、目立たないけどご苦労様〜、なのです。

テクニカル面は最初から苦労せず弾けちゃう人は誰に教わらずとも自然に出来ているんだろうけど、私には未だ発見があります。おかげでまだ上達していると思います。笑

頑張って写真まで撮って書いたけど、参考になる人っていてくれるのかなー。あまり専門的なことを記事にするのは苦手な私です。

 

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コメント2件

  • Miou Kitamura より:

    あはは、引っ張って引っ張って、漸く記事になったね。
    技術的なことは皆目分からないけれど、毎日が研究だね。次回に聴かせて戴くのが本当に楽しみだ。

    • masuminn より:

      そう、なんか書くの難しそうだなーと思っていて、ちょっと面倒臭そうに思えてきて後回しになっちゃった。
      もうこういうのは暫くいいや。

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