うちのダンナその後
結局、2時間くらいで終わるとされていた腹腔鏡手術は、重要箇所の癒着があって難航、途中から開腹手術に切り替わり正味5時間かかりました。私は執刀医から手術経過の説明を受けた後、夫に朝手術室前で別れてから約6時間ぶりに対面。麻酔から醒めているのを見届けて病院を後にしたのですが、さすがに空腹。でも時間も気持ちも余裕がないこんな時は、どこどこの何々が食べたいとか全然思い浮かばずに、何故かコンビニ弁当に惹かれて海苔弁当 – カロリーがっつり748kcal – しかも温めてもらったら味がぼやけた。、、病院の先生たちもこんな感じなのだろうか、前に中華屋さんで飲んでいるとき(夜8時頃)、病院から出前入ってたな… などと思い出しながら食べ終え、なんか疲れたけどとりあえず夕刻からの仕事に向かうのでした。
夜。
開腹かー、今頃辛いだろうな、眠れてないだろうな…と気になりネット検索していく。だいたいがどこかの病院が出している文書で、埋もれるように個人の方の体験記に当たる。
全身麻酔は、いったん停止した機能が再起動してゆくのが大変で、むしろ傷の痛みは現代の医療では神レベルでコントロールされている・・
軽快な文章で例えも巧くライターみたいだな、と面白く読めます。興味ありましたら拡大して読んでみて下さい。
手術翌日の今日、夫はこれほどまでは苦しんでいない様に見えるのですが、文字を読む気がしないというので病院の屋上にお散歩しに行って、そこで私が読み聞かせると、そのとおり、とまさにその真最中だけに言葉少なに応じる。
再起動・・・体験してなくても、そうだな、そうだろうな、と生き物のからだについて想像することはできます。
病院からの帰り道。私は今いたって普通である。良いお天気も続いて快適だ。家が見えてきた、この景色が好きだなぁ。ルイは今頃昼寝中だろう。オトウチャンが退院したら久しぶりに鰻重を食べに行きたいな。。
大変でしたね。
私の入院体験は出産だけですが、(妊娠直後から含めて)体の機能がどんどん変わっていくのがわかったよ。出産後然り。あの期間は、今から振り返ると、一種異次元の期間だった。人生のかっこに入っているみたい。
全身麻酔って、ある意味、これが短時間に凝縮されているんだね。かっこ閉じは次回かな。