2020-12-06
演奏会プログラム
今年初にして最後の演奏会は、毎年恒例の、浜町の画廊演奏会です。今週水曜日。
とびきり響きの良い空間で、絵に囲まれて弾けるのはなんとも、他にはない感覚があります。
今年はやるのが急に決まったため、何弾こうか迷った挙げ句、前回書いたように気分次第でちょっと弾いていた曲の寄せ集めですが・・以下。
1、メルツ作曲「愛の歌」。ロマン派の曲は私、初めてかも。タイトルの「愛」から想像する甘ったるいだけの曲は好かないが、これは甘さに対して毅然とした部分があるのがいい。暗譜は怪しいので楽譜を見ながら弾きます。
2、マテオ・アルベニス作曲「ソナタ」。有名なイサーク・アルベニスとは別人です。原曲はピアノ作品でニ長調ですが、ギター編曲はホ長調。陰鬱な気分を吹き飛ばすような南国スペインのお祭り的な明るい曲調に惹かれてたまに弾いていました。楽譜入手した当時は小品ながら歯が立たなかった曲。ピアノみたいに超速テンポではないです。
3、「ソナタ」が威勢よく終わってその「ミ」を引き継ぐように、コスト作曲「ワルツ ファボリート」(お気に入りのワルツ)に突入します。これも、喜びたっぷり乗せて届けたい気分の曲。
4、最後はディアンスの「タンゴ・アン・スカイ」。クラシックギター弾きには定番の現代における名曲。急に思い付いて、しばらくぶりに引っ張り出してみました。最後はこれくらいで盛り上げないと、と決断。急ぎ錆落とし中。
弦も久しぶりに張り替えました。サバレス社のカンティーガ。見違えるような冴え渡る音〜!アルさん、調子出てきたかなぁ。
関連記事
コメントを残す