暖かな11月。電気の事など

もうすぐ12月だというのに暖かいですね。私は室内では半袖で過ごしています。今までにこんな11月があっただろうか。

そんな折、取り返しのつかない失敗をしてしまいました！

うちでは毎冬、深夜電力という東電のプランを使って、夜中に蓄熱し日中放熱するという格安で快適な暖房生活を送っていたのですが近年の電力自由化に目が眩み、夏に他社プランに乗り換えてしまったんです。

ところが新たな電力会社は、通常の電気（従量電灯）は少しは安くなるものの、深夜電力のようなプランは持ち合わせず、低圧(動力)で基本料金が約4千円、使用料と合わせると、冬季は月あたり通常の電気料金にプラス1万円になることが判明。

慌ててもとの契約に戻そうとするも、東電では2016年以降新規の深夜電力の契約はしていないとのことで再契約は不可。それはホームページにも明記されており、新電力会社と同じ、割高な（月プラス1万円の）契約しかないとのこと。…がーん。

解約すべきではなかった、深夜電力。

このすったもんだの電話のやり取りで1日棒に振った。はー、ばかばかしい。

その後、夫が旧知の電気屋さんに相談したりして、なんとかこの蓄熱暖房器がバカ高くなく使える方法がないか模索中。

でなければ、ただの重量系粗大ゴミの運命。

これがなくても自分たちはエアコンでどうにかなるけれど、この様に、ルイにとっては冬の大事な寝床の熱源なのです。

温泉猫

むしろこの寝姿（我が家の冬の風物詩）が見れなくなることのほうが一大事。

この社会情勢下、深夜電力がいつ廃止になってもおかしくない（というのは使用中から知っていた）し、今後昼の電気料金が下がるという新たなうわさもあるなか、この原油高も加わって、せいぜい節約ライフを楽しみながらするしかない。

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もうすぐ12月恒例の画廊演奏会。私なんかは今年はまったくやる気がなく、かろうじて弾きたい新曲も遅々として練習が進まず、それはそれで抗わず過ごしてきた一年だった。今から時間がないので、過去のレパートリーの中から準備して弾くしかない。でもこうじゃないとスイッチが入らないのだ。だって人間だもの。

ただ、「人間の姿をした天才」はそうではない。音楽は天啓だから。

所詮フツーの人間がやる音楽は、別にあってもいいよね。

今度の画廊演奏会、生徒さんの中からようやく人前ソロデビューする方も。

それだけで、私は嬉しい。