こんな日もある
今日は晴れの日曜日。夫と多摩川沿いを自転車で走ってきました。
ルイに早めの昼ご飯をあげるとすぐに食べちゃって、そのかわり私たちが出かけるのがわかるのか、窓辺から見送ってくれる。
ちょうどうちから10km。ゆっくりめに走って40分、高島屋玉川店へ。デパートへ行くのはコロナもあって、とても久しぶり。
実は先日病気持ちだった父が亡くなりまして、これを機にちゃんとした喪服を購入しようと思って。
服はもっぱらネットで買っている私ですが、礼服は慎重に、これから長く着られるいいものを試着して買いたいと思い、夫を引っ張り出し、
二着、私が選んだのを試着して夫が明らかにこっち、と言ったほうを購入。
デパートの中というお値段お高めにしてはリーズナブルで美味しいパスタで遅めのランチ。そして地下の食品売り場に行って、お肉屋さんで和牛サイコロステーキを買ってみる。
夜、うちのキッチンで普通に焼いてみたら、近所のスーパーでは手に入らないようなお肉。全然サイコロじゃないし。レシートは4切れで1,000円ちょっとなのに、ねー。
さすがデパート。たまのデパートは楽しい。
こないだ元日に実家で会ったばかりの父は、夫と持参した浦霞をコップに飲ませ、「うんめぇ〜」と言ったんですけど・・・想定外に、ほどなくして亡くなって数日。今日のあたたかな陽射しと、どこもかしこにも街中に流れていたような、穏やかな空気が幸せを感じさせてくれた冬の一日。
ルイ君が、玄関でお出迎えしてくれるおまけ付きで。
コメント8件
ありがとうございます。
本当にその通りで、酒を心から美味しそうにしていた様子が、夫にも私も、訃報を聞いてまず思い出されたことでした。
子から見る限り、色々ありましたが(まぁ誰しもそうでしょうが)誇りに思える形で、生を全うしてくれたと思っています。
幼馴染のお父様は、数年前の(もう結構たつかな)大晦日の夜に亡くなった。命日と新年ということで、この期間は娘三人の家族が全員そろうそうだ。まあ、全員かなりの近居なのだけれど。「生前父は、家族仲良くいつも集まって欲しがっていたから、何だかうまく嵌められた感じだよ」と、幼馴染が懐かしそうに言っている。
誰でもいつかは亡くなる。しみじみとした思い出が、親からの最後のプレゼントなんだろうな。
数日前、姉が、母方祖母の夢を久々に見たそうだ。孫ととても近しい関係の、フネさんが祖母になったような人だった。
私は死後の世界を信じていないし、今もそれは変わらないが。。。死んだらすべて終わり?ある意味そうでもないかも知れないと思うようになってきた。
私も占いやスピリチュアルは全く興味なく死後の世界にしても同じ。お守りも持たないし、初詣は行ったとしても正月気分を味わうだけ(行かない年もある)。
それでも振り返ってみると、肉親が死ぬタイミングってなんか意味があるんじゃないかと思わずにいられない(思いたい?)のよね。
思い出も、亡くなるまでのプロセスも全てが子へのメッセージ。ですね。
心からお悔やみ申し上げます。
お父さんはギターを引きましたか。
そうでしたか、お父様が。。。
心から、ご冥福をお祈りします。
亡くなられる前に、美味しそうに浦霞をめしあがったのは、残された者にとっては
慰めになりますね。