限界に挑戦
何の限界… また山の話で恐縮です。
本を買ってインスパイアされ、日曜日にまたトレーニングに出掛けてきました。
北高尾稜というコースがあることを知り、2度行ったことのある南高尾稜と組み合わせて周回する事に。混雑必至の奥高尾〜高尾山コースを回避したいのもあります。
全長33kmという長距離になるので、途中棄権の可能性も考えて、電車でアクセス。
7時スタート。この間行った陣馬山で昼食にするため足を延ばす。10:47到着。
荷を軽くするため今日はコンロ等無し。山頂の茶屋で陣馬そばをいただきました。麓の藤野産ゆずを使った、ゆず坊サイダーが渇いた喉に、、 美味しいッ〜〜❣️オールフリー(ノンアルビア)を持ってくるべきだったと悔やんでいたところだったので、嬉しい誤算。
ここまで半分の15km。予定より早いし完走できそうな気がする。
景信山も大賑わい。おにぎりとおやつでカロリー補充休憩および、モバイルバッテリーでウォッチ充電。
向こうに見える稜線のどれかが通ってきた北高尾稜なのだろうけど、私にはどれだかよく分かりません。地図を読めばいのかも?
2月は今にも熊が出てきそうで走り抜けたこの峠道も、今日はハイカー何人ともすれ違いました。
この梟の影がこんなに伸びて西陽を浴びていると、ゆっくりしている暇はあまりない気がしてくるのだが、、(残り5kmほど)
せっかく陽が当たっているので記念に(自撮り用スマホ置き場がある)。
もうピークハントはせず、まき道を使って進みます。
緩やかなところではまだ大股で歩ける。しかし、終盤につらいアップダウンが待っているのを知っているので、余力を残しつつ。
場所によっては翳って薄暗いのに、まだまだ山に入って行く人やトレイルランナーとすれ違います。地元の方でしょうか、みんな今からどこへ行くんだろう?
下っては登るを繰り返す。携行食を食べながら。
やっと下山口に出る最後の下り坂ではもう膝が痛くて、私はこれくらいが限度だろうとわかります。
予定より1時間早く17:00下山、まだ日の高いうちに下りてこられてよかった。もちろんヘッドランプは携行していますが。
電車に乗っている間にまたお腹が空いてきて、自宅最寄り駅に着いてスープストックトーキョーでいったん腹拵え。
家で待ってる夫と外食予定にしてはいたけれど、帰宅途上か、お風呂入ったりしてる間にエネルギー切れしそうだったので。
本日の消費カロリーは普段の7倍以上の3千kcal、過去最高。「食べないと倒れる」、アスリート並みだ〜。
といってもアスリートはこういう練習を毎日するのでしょ。すごいですねー。
一晩休んで、翌朝膝はリカバリーし、筋肉痛はもう起こっていない、嬉しい。いや、ちょっとあるかな。山行き始めてからいろいろ調子が良い。検診結果の数値とか。しかしここまでの長距離はもうやらないだろうなあ。
累計獲得標高は 2,296m でした。
コメント2件
山ってスタイル人それぞれだなぁ〜と気づいた最近、
海外の長距離トレイル経験してるほどの人が、ゆる〜く仲間と山歩きを楽しんでいたり。
私は今がしがし登って休憩も削って、自分の可能性や限界を知りたい時にきてるだけなのかも。
低血糖ってすごいエネルギーを使っているっていうことだよね。
山にある標識は今のところ、どこもしっかりとあるね。
分岐で迷いそうになった時は登山用のアプリで確認できて、まず迷うことはないと思う。
すごい遠征だね。ところで、迷わないの?表示がしっかりなされているのかな。箱根の大山はそうだから。
私は独りではしないかな。猫が好きなくせに犬系だから。真澄ちゃんはすごいと思うよ。
そのくせ夢があってね。うらうらとした山だか森だかのてっぺんあたり、人の通らない木陰で半ば眠りつつ読書をしたい。そこまで登る時間と降りる時間とを考えると、なかなか実行できない。低血糖恐怖症があるから、板チョコが五枚くらい必要かな。コーヒーと。
死ぬ間際に実現なんて、ちっぽけな夢なのに根強く広がっているよ。