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2024-06-30

佐渡島前編

新潟のワイナリーに泊まるの続きです。

佐渡島は、2019年と22年にダイビングで訪れました。今回は山歩きです。フルート吹きでアウトドア系ライターの友人が、佐渡で取材の仕事があるから一緒に…と私を誘ってくれたのです。

調べると、歩きがいのありそうな山があるある。島なのに、標高千メートル超の山が。

ついでにテント泊デビューに最適そうなので、テントも積んでいきましょうとなる。

テント泊は子供の頃のキャンプや、20代の頃のバイク旅でしたことはあるんです。山でのテン泊縦走は初めてでとても楽しみ。といってもテントは高価で、山行きスタイルによってもいろいろ種類があるので、スタイルがまだ定まっていなくそもそもテント泊をどのくらいするかも未知数の私は今回は購入せずにレンタル。

さてワイナリーでの朝食を諦めて(再訪するぞー)早朝に出発、佐渡汽船ターミナルへ。新潟港6時発に乗船。

クルマは置いていって島でレンタカーを借りる手も考えたのですが、高いカーフェリー代を払っても荷物の上げ下ろしの手間を省きたい、狭い道を慣れたマイカーで運転したいことを考えるとフェリーにクルマを積んで行きたい。ところがこの日に限って車両航送のネット予約がいつみても満席で、諦めていました。東京出発の前日の早朝3時、猫のルイに起こされついでにふと思いたってHPを覗いてみるとなんと空きが出ている!すぐさま車情報を入力して予約完了。

こんな感じで、今回の島旅は小さな偶然がいくつも重なって、予定通り以上の最高の佐渡滞在となったのでした。…やはり日頃の行いかねぇ。

佐渡上陸後、北上して海沿いをドライブ。景観が最高楽しい。

眼前にどどーんと、大野亀という小山が現れた時は、車を停めて歩きたくなった。また次回!

港から1時間とちょっと運転して着いた先が、こちら取材先である ist-sado 。

もともとオートキャンプ場だったところに新しく素敵な施設が作られています。

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受付のある中央棟(と私が勝手に命名)

私は友人が仕事中、テント区画を歩き回って一番良さそうなところにテント設営。

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テント区画のほか、バンガローがおしゃれに進化した版の、キッチンと食器付きの小さな居住空間(hut、nutshell)もいくつかあって、流行りのサウナも。

扱っているクラフトビール他、お酒も本気の品質。けれど観光地ではない。与えられる娯楽はないけれど自分から楽しみに行く人には最高の環境。

サウナにレンタル水着で入らせてもらい、その後また港方面へ、クルマ移動。

次の友人の取材先、佐渡アウトドアベースさんで。私は遅いお昼をのんびりいただきます。

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港からすぐ、佐渡でのアクティビティ、インフォメーションの拠点。貸し自転車、山と海関係のギア販売、シャワー室を備え、ご飯までカバーしている。こちらの女性スタッフIさんは、翌日からの私たちの縦走にいろいろ役立つアドバイスをくれ、登山口の送迎タクシーの予約(予約一杯及び悪路にて断られた)ができなかったことを伝えれば、自分の仕事を調整して迎えにきてくれるという太っ腹、そして見る限り、メール文面からも拝察するに淡々と仕事をこなす頼もしいデキる女性。佐渡島一周を歩かれ、その上ダイビングのインストラクターもされるという佐渡に生まれ佐渡に貢献している素晴らしい生き方。

またぜひお会いしたい方です。

 

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佐渡初上陸のフィアット君と

友人の取材仕事を終えテント張った場所に戻る途中、最高の夕暮れに出くわす。

適当に車停めた、平根崎というらしい。と後で山アプリで知る。

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何もかもが初めての若い頃のように感動していましたねー。

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これは友人が撮った写真です。

 

テント場に戻れば、これまた月が、いい感じ。

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夜はサイトの一角にてバーベキューに呼んで頂きました。

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こちらのist -sadoサイト開発に携わった、多才で登山歴も長い建築家さん、佐渡の一人大工さん、サーファーのプロデューサーさん、沖縄のホテル支配人から転身した管理人さん(皆さん若いのにご立派!)と。

朝、いつも通りルイに起こされる時間に目覚め、外に出ると、真っ赤!

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夜明け前です

 

海も真っ赤に染まってる

海も真っ赤に染まってる

それからしばらく、テントの窓開けて、目の高さに草を眺めて寝転んでいました。

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この感じ、なんか久しぶり。

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6時頃、バーナーでお湯沸かして飲み物作って朝ごはん。

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今日はここから白雲台という登山口まで車で行って、1泊2日の縦走の始まりです。

書き始めたら、モリモリになってしまいましたので一旦切ります。つづく。

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コメント2件

  • 未央 より:

    フィアット君がまた新天地に足跡を残したね。

    キャンプ場でのテントは快適だよね。野宿系は背中がどうしてもごろごろする。去年のジュラでのキャンプ場での宿泊は、ある意味衝撃だった。
    なのに、人気のない山の上でこっそりテントを張り、日が沈むのを眺めながら弁当を食い、お湯をわかしてハーブティーを飲み、星空を眺めながら眠りにつく(これはテントではなく寝袋だが)、これに毎夏戻りたくなってしまうんだよね。不思議。これは一泊限定ですが。キャンプ場では何泊でもしたい。

    日頃の行いとは、るい君の別名でしょうか。

    • masuminn より:

      あははー、フェリーキャンセルが出た時、やはり同行の彼女にも言われた、ルイ君を褒めてやってと。

      私も昔は野宿系だった、ゴロ石の河原に直接テント張ってマットもなく寝たりね、若かったなー。
      寝袋か、自然に近ければ近いほどいいよね、動物が来たらとか、虫対策とか結露対策とか、考えてしまう私にはおいそれとはまだ出来ないけれど。
      いやー、またそんな事をすることになるとは思ってもいなかった。

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