夏の終わりは南アルプス、鳳凰三山
レッスンもなく、カミナリオヤジも家にいない(というか天気が良いんだからたまには電車でも乗っておいでよと追い出した)。よって、お昼もつくらない。山もおととい行ってきたばかり。洗濯はした。練習とか生徒さんとのDuo楽譜の清書とか調べものとかやるべきことはあるにせよ、またとないオフ日。外からキンモクセイも薫ってくる。やっと秋だなぁ… そういえば不思議な事に、朝晩の気温が下がってきて血圧も普通レベルまで下がってきた。高血圧者は一般的には夏の暑いときは下がり、寒くなると上がるとされている。あと、お酒を何日か断つと下がり、ちょっと飲みすぎた翌日は上がる。これも常識の逆。私の体、何なん?お医者様もわからないようだ。
日曜日は、いよいよ夏の終わりとして、7月に初めて行った南アルプスの山、北岳を、その真向いにある鳳凰三山とよばれる地蔵岳、観音岳、薬師岳から眺めようと、周回してきました。
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晴れ予報の3連休の中日、登山口の駐車場は争奪戦になると思われ、0時に家を出て3時過ぎに到着すると、残スペースはあと3台分くらい。45分も運転するクネクネ道の先の山奥というのに、私が到着したあとも続々と車が来ます。
ヘッドランプを点けながらの暗闇スタート、昼間でも迷いやすそうな渡渉あり、岩登りありの登山道ですが人の気配があり、不安感はありませんでした。
目印さえ見失わなければ、ほどよい冒険感でウキウキ。
沢を歩いているから滝もある。
目の前を歩いていた男性が、疲れてきたのか2、3度落石を起こす。
おいおい、と思っているとその人が踏み跡を見間違え、進んだ先で停滞。
その隙に私が正しい道を見つけ、先行して離れることができた。
ひたすら登り、
五色ノ滝を見に行く。
さらに砂地の急登をのぼると、有名な、地蔵岳のオベリスク。
こちらは真っ暗闇の3時から登ってやっとたどり着いたというのに、みんなどこから来ていつから居るのか、あちこちからワイワイ声が聞こえる。オベリスクに登っている人も何人か。
私もオベリスクに登ろうと決めてここへ来ました。
岩場の途中、登るのを諦めたオジサマにもうここで退散するから、とカメラを渡され写真をお願いされる。
お嬢さん(!) も、お撮りしましょうか。と言われたのでスマホを渡して撮ってもらう。
賽の河原と、お地蔵様群。
子授け信仰があった昔、お地蔵様を持ち帰り、子供がうまれて御礼に2体戻しに来ると子供が健康に育つという言い伝えがあったそう。
周回コースを外れてちょっと足をのばし、北岳により近づく早川尾根上にあるピークへ。正面、北岳です。
スマホ写真でも急登ぶりが分かると思います。とくに頂上に近いあたりの急斜面。富士山よりきつかったです。
あの谷には雪渓がありましたが、この暑い夏の間に溶けてしまったように見えます。
この写真、正面が今いる鳳凰三山です。
こうして自分が登った山を、別の山から眺めるのが喜びです。
さ、また稜線に戻って、白砂の美しい道を歩きながら観音岳を目指します。
雲が多く、稜線が雲の陰になってしまっていますが、とても良いところです。
左の方は、さっき寄った高峰。奥はいつか行きたい甲斐駒ケ岳。
晴れていれば、富士山や八ヶ岳も見えますが雲に覆われていました。
鳳凰三山のあと一つのピーク、薬師岳に着くころにはあたりはガスに覆われてしまいました。眺望のよい時に、別ルートから来てみたいです。
温泉で汗を流して、ご飯をたべて帰ろうと思って探すも、夕方閉店のお店が多いですねー。
八ヶ岳を見ながらドライブして、北杜市の素敵なお店でとても美味しい夕飯にありつけました。
連休中なのに客は私一人、しかも入るなりクラシックギターのBGMでちょっとびっくりする。奥多摩にもこんなお店がありました。
2か月後に何か弾かなければならないがこのとき聴いた名曲集から、グラナドスもいいかな、なんて思ったりしました。
距離20km弱、獲得標高差2,400m超の今回もなかなかハードなコースでした。
コメント2件
暗闇スタートが、あたりまえになってきた!
看護師さんって山登る人、多いんだって。すごいタフだと聞いた。夜勤明けで登るのかは...知らぬ。
では私もこれから美味しいコーヒーに出会ったら珈琲と綴ることにしよう。
献血か、ずっとしてないなぁ。大分前に、血圧高いと突き返されて以来。そもそも今、できるのか。
未央ちゃんの車は女性なんだね。フィアット君は30代くらいの男性って感じ。12年も経つのにまだ2.8万㎞しか走っていない。最近急激に距離を稼いでいるけれど。東京に住んでる限り普段の生活も、山も登山バスが各方面へ出ているから車なんて無くても全く困らないのだけど、やっぱりあれば自由がきく。もう、趣味だね。フランスは車検が安くて早いのだったよね。でも頻繁にあるということかな?私は2年後のために毎月8千円積み立てしているよ・・・
朝三時に渋滞もどき… (普段、夜勤をする)看護師さんでも登りにくるのか!?
しかし、その価値があるのはよく分かる。文章でも写真でも。
山はよく人生に例えられるよね。以前に登った山を他の山から眺めるのは、自分の行い(何であれ)を別の視点(立場)から見ることに通じるなあ。
珈琲と言えば(珈琲よ!コーヒーじゃなくて。いや、真澄ちゃんの記事の話ではなくて、私にとって美味いやつは珈琲なのだ)。いきなり話が変わるようで恐縮だが、献血の後、戴くコーヒーが美味いか不味いかで、回復の意気が違うなあ。しょっちゅう行くところは、食べ物はしょぼい(ここで正直に言っちゃうが)が、珈琲は大抵まあ美味しいので、それなりに(気持ちは)元気になって出てくる。人助けで行くのだが、やはりそれなりの感謝の珈琲、いや、気持ちが欲しい。
ダートって初めて聞いたが。うちの車ちゃんもかなり経験させられたよ、このお婆ちゃんが可哀そうに。それでも健気にまだ走る。半年もせずにまた車検で、どんどん環境基準が厳しくなるから、怖い。まだ走る車を無理に廃車にさせるのって、何かがおかしいと思う。フィアット君はまだまだ若めだよね。日本は車検が面倒くさいが。