表銀座ルートで槍ヶ岳へ①
山行の前々日に届いた 新iPhone 17Pro 。5S→X→13Proと、4年毎に買い替えてきましたがよくぞオレンジ来てくれましたー。
バッテリー持ちが悪くなったので3泊予定の山行になんとか間に合わせたかったのと、最大のズームで遠くから山頂を撮ってもハッキリと写りそうです。
ちなみに Appleウォッチも、これを機に SEからアウトドアのための “ウルトラ3” にアップグレードしました。充電3日持つのは頼もしく、ダイビングコンピュータにもなる。まさに私の時計じゃん、って思い切って買い替えました。ゴツさも気に入ってます!でも、アウトドアしない人にも、かっこいいと思いますよ。
さて、夜行バスと穂高駅から乗り継ぎで朝着いた、中房温泉 燕岳登山口。5:48 登山スタートです。
昨年は雨スタートで傘差し登山をしましたね。
燕岳が見える。もうすぐ北アルプスの稜線です。
昨年の北アルプスデビューでは、ここはここまで晴れていなかったので、この景色を見られたのは良かった。
これから進む大天井岳方面への稜線です。この後、だんだん晴れていきます。
燕山荘で休憩。味噌汁を買って、喉を通らないおにぎりを無理くり流し込んでエネルギーとする。眠いが、進む。
一番高いところが大天井岳(おてんしょうだけ)。この日は大天井ヒュッテに泊まります。
紅葉の景色きれいだけど、とにかく眠くてたまらない。
iPhoneの設定で3時まで起きていた翌朝は発表会で早出、その夜のバスの中では眠ったつもりだけどせいぜい3〜4時間…。
風のこないハイマツの陰で寝ようかと思ったくらいだけど、行動不能で倒れている人と思われたら相手も自分も困るのでがまん。
大天井岳への道がくっきり。

大天荘の人気のインドカレーランチを目当てにここまで頑張って歩いてきましたが、ナン&カレーは本日売り切れ〜残念!
はー疲れた!山登るの3週間ぶりなのと寝不足で。それでも正午にはここに着けたから、この後すぐのヒュッテで存分に昼寝できる。
ヒュッテに向かいながら、明日歩く稜線。イイネー!
30分ほどで大天井ヒュッテ見えてきた。
谷の紅葉がキレイです。
台風の影響か、予約キャンセルが多数出たのでしょう、なんと個室!ありがたい。
休憩含め、今日は7時間くらい歩きました。
荷を解きすぐさま昼寝。
明日明後日の行程ためにここで睡眠不足解消せねば。
夕方、16時頃起きる。部屋の窓には正面に赤岩岳、
奥のシルエットは、明後日予定している前穂高岳や北穂高岳、大キレット。
5時の夕食前に足首展望台に登ってみる。360℃の北アの眺望は素晴らしいのに、槍ヶ岳上空の雲だけ相変わらず厚く垂れ込めたまま。まだ今回、槍様にお目にかかっていない。
明日の天気予報もイマイチ。だけど、眺望なくても、風雨さえ強くなければ、槍ヶ岳、登るぞーと決める。
常念、存在感あるあるねー
こちらは↓ 降りてきた大天井岳。
きれいだなー。
長野のシードルと塩尻のワインを購入。槍ヶ岳のラベル、3180は槍の標高。
夕食で飲もうと思っていたけど、眠いせいかシードルでほろ酔いになり、結局家まで持ち帰ることになる。誰と飲もうかな?
大天井ヒュッテ売りの夕食のトンカツはお店レベルなお味。
正面の席はオーストラリア人男性。トンカツもお気に入り。日本にはよくスキーしに来るけど、夏山を縦走するのは初めてと言っていた。
隣は、朝駅からのバスで同列だった女性2人組。同じルートで初めての槍ヶ岳を目指しており、翌日も同じ宿泊先とのこと。快活で楽しい人たち。後で同い年とわかり、盛り上がりLINEを交換することになる。
よく寝た翌朝は、今回のハイライトの日。
これまで遠巻きに眺めるだけだった、みんなの憧れ、槍ヶ岳へいよいよ近づいていきます。
朝、ヒュッテ前の足首展望台にもう一度登ると、槍様が一瞬、チラリと姿を見せた。どんだけ恥ずかしがり屋なのかなー
イマイチだった予報を裏切り、空は晴れていきます。
《続きます》



































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