ロング縦走2連チャン。なぜ人は頑張るのか
少しずつ山を知るうちに、ここ繋げられるのでは?と思うとそれは有名な縦走路であった。今年挑戦したかった一つ、奥秩父主脈縦走をしてきました。全行程約70km、累計獲得標高5千m超の、ハードな縦走路です。
本来なら韮崎駅からバスに乗って瑞牆山荘へ行くのが王道のようですが、日曜日はバスが混みそうだしその上にスタートが午前10時と遅くなる。
早朝スタートするために、移動日はこのエリアをのんびりと楽しむことにしました。
山梨県の北杜市、JR線の日野春駅にて下車。
駅から40分くらい歩くと、素敵なカフェがあって、ランチ。
そこからまた40分くらい歩いてコンビニで翌日の食糧調達してバスに乗り、前泊先へ。
奥に明日歩く金峰山の稜線も見えます。
バスを終点の増富温泉郷にて下車、沢沿いを1時間ほど歩いてみずがき山リーゼンヒュッテに到着。
3時半宿を出て、
スタート地点の瑞牆山荘には4:37トウチャコ。
凛々しい瑞牆山が見えます。今日は登りませんが。
7:28 金峰山にトウチャコ。
日帰りハイクよりは荷物が重く(寝具、食糧)それだけでいつもよりペース上がらず。
それでも金峰山、前回来た時は昨年8月で岩で焼かれそうな暑さだったが今はまだ快適に登れる。
金峰山から先は初めて歩く道で、ずっと楽しみにしていた稜線です。
大弛峠を過ぎて北奥千丈岳、国師岳と来ました。
国師岳から先は残雪。
とはいえ、GW後の数日でだいぶ減った印象。歩行ペースを落とす踏み抜きも無く、チェーンスパイクは持っていましたが使わず。
例年より雪解けは早いようです。
しばらく樹林帯。奥秩父らしい、山深いエリアらしいです。登山道を塞ぐ倒木も多く、よけるのにストレスもかかる。道迷いにも注意。
14時、ようやく、百名山、甲武信ヶ岳に到着しました!
振り返って遠路はるばる歩いたという実感を得られるのが長距離縦走の醍醐味です。
金峰山以降数時間、誰にも会わなかったのにさすがここでは2名のハイカーさんと会って会話、写真撮り合ってついでに励ましてもらい、本日の宿泊先の雁坂峠まで行く元気をいただきました。
長い距離を歩きながらいくつも100mから200m下っては登り、もうヘトヘト。
ようやく雁坂峠の表示が。
ここで今日休んじゃおうかと思うも、避難小屋泊はまだ抵抗がある。雁坂小屋まで、あの破風山を200m登らねばならない。
着いた。
雁坂峠が見えてきた。
笹原の良い雰囲気、やはり超えてきてよかった。
もうあとひと山だな。100m頑張って登ろう。
もうこれ以上1ミリも登りたくないほど疲れた。
17:16、明るい内に着いた。
ご飯も食べずにすぐ寝たいくらいだけど…
ご飯が出てくる有人小屋はいいな。
お湯沸かすだけの夕食を、がんばって作る。ひと缶だけ携行した白ワインの甘さが効いて元気が出、明日からの行程にワクワクし始める。
寝袋は持ってないし、実際不要だった。軽い、エマージェンシー用のビビィにシルクのシーツをインして保温十分。19時半過ぎ、食後すぐ身体を横たえる。
こういう一見厳しいのがだんだん楽しくなっていって山屋は変人化していくのだろうな、ということはまだ想像段階の、自分。笑
雲取山まで行けるだろうか。
いまいち晴れないが、それはそれで綺麗。
分水嶺の意味が初めて腑に落ちた。
笠取山はほとんど直登の急登、その後も
シャクナゲの枝を掻き分け進む岩場通過で疲れ、
朝7時前、次の唐松尾山でテント装備の人に追いついて「今朝はどちらから?」と話すると、なんか見たことある…とお互い。
昨年12月に三条の湯で会って話した女性だった!
ひと気のないこんな場所で知り合いに会うなんて!と記念撮影してLINE交換。泊まる小屋で会ったくらいではその時限りだけど、こうした偶然によって山友は増えていくのだなぁ。
テント泊装備15kg背負って大菩薩から、今日は雲取山荘まで行くという。確か彼女、消防士さん。
逞しい彼女に再会して、飛竜あたりでリタイアも考えていたが雲取山までは行こうと心を決めた私。
ピークハンターの私は、シャクナゲを掻き分け岩場を登り笹薮漕ぎで下りるという時間食うピークにも寄る。
そして将監峠から長いトラバースを歩くこと2時間、ようやく来たことのあるポイントに到着、軌跡が繋がりました。
奥秩父縦走してきた人は、寄るべき場所。
ほら、シャクナゲも咲いてここまで来たことお祝いしてくれてる。
はるばる歩いてきた山々です。感激!
さて、さらに長いトラバースを経て雲取山にだどり着きました。
石尾根で奥多摩駅まで下山するのがこの縦走のお作法なのでしょうが、1泊でここまできた自分は、疲れもあるがもう歩くのに飽きており石尾根はよく知っている。奥多摩駅まであと6時間歩き続けるよりは、その半分で済む鴨沢へ下山しようと16:28のバスをめざすべく、山道を小走りで急ぎ降りました。十分に達成感を得、また4日後に長距離ルートを歩くことになります。
なぜ頑張るのか。は生徒さんとのレッスン中に話題に上がったことなんですけど、次回に持ち越します。























































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