2018-02-08
どうでもいいことですが
『ピンクという色』の投稿でも書きましたが、日経新聞朝刊、中身は読まずともこの文化欄は読みます。
ピンクの絵の十選はとうに終わってしまいましたが、今連載中の新聞小説〈愉楽にて〉が面白い!
というか、小説自体というより・・・
読後のもやもや感を抱えて私はツイッターを開くのです。(私はアカウントは持っていませんが、誰でも読むことはできます)そこには、その日のお話を巡って感想(コメント)が展開されていて、こ、これが、めちゃめちゃ面白いんです・・・
皆さん鋭くて、突っ込むだけの知識もユーモアもそれなりの人生経験も持っていらっしゃるのが見えます。いちおう官能小説ということで作家の林真理子先生は(故渡辺淳一先生を?)目指されているようですが、次から次へと出てくる登場人物たちが嫌味なほどセレブで(そこに庶民としては何か突っ込みたくなるのかも)、でもどこか滑稽で、読者は話の展開に揺さぶられ落胆したり肩すかしを食らったりしながら、ツイートされている方たちの中では今や〈愉楽会〉となって盛り上がっています。私もそこに参加したいくらい(少ない文字数で皆さんのような面白いコメントは書けそうにないのでやりませんが)。
今朝も一人で大笑い。。
ちなみに夫にも、「家で新聞読んだあと、通勤のバスの中でツイッターを読むと2度楽しめるよ」と勧めています。
新聞を取っていなくご興味ある方は、小説本文(抜粋ですが)とその感想を綴っているブログも検索するとありますので(こちらもなかなかバッサリで面白い)どうぞ。
以上 最近の楽しみ・・・くだらない話で失礼しました。
タグ: 新聞
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というわけで、抜粋のみを読んでみました。逐一読みではないので、Twitterを見てもそこまで笑えないけどね。ツッコミが必要なものなのか?とも思うし。が、漱石の時代とのこの違いもが、今の新聞連載の魅力の一つなのかも。
今の個人的な感想としては、
ー 林真理子の文章は、初めて読んだかも知れない。さすがにしっかりしている。
ー 新聞小説は、どうやって書くのであろう。林氏も、Twitterを見ながら(鼻で笑ったり、おお、このアイデア戴きと思ったり)書いているのだろうか。
ー 官能小説全体についてだが、女性が女性の性について書くのは分かるが、男性のについては想像に過ぎない(そして逆も然り)わけだよね。知り合いに意見を聞いたりするのかなあ。