電気の事3 スマートメーターで停電。

初の「電力需給ひっ迫警報」が出ている本日。
先日の地震の影響で電気の供給能力が低下している中、雨で気温が下がって電力需要が増えることへの警報だそうですね。

私も久しぶりの寒さに備えるべく、蓄熱暖房機専用のブレーカーを昨晩、ONにして寝たのですが、蓄熱が始まった夜中の1時過ぎ、突然家中が停電してしまったのです。

初め、気づいたのは人感センサーが感知して点く通路の照明が、誰もいないはずなのに点灯と消灯を繰り返している現象です。猫ルイも異変を察知して、一緒に階上にあがって、思い至りました。従来の電気メーターがうちではすでにスマートメーターに切り替わっているのですが、その場合、契約アンペアを越える電気を一度に使用すると点いたり消えたりを9回繰り返し、その間に容量オーバーしている電気製品の使用を止めないと、10回めに完全に停電してしまうのです。

その説明書き（↑）を、懐中電灯で照らしながら読む私。完全停電してしまうと、どうやら東電に電話しないとダメみたい。でもこんな夜中に？と半信半疑で書いてあるフリーダイヤルにかけようとするも、固定電話が使えない。スマホをさがす、バッテリー？大丈夫だ。電話するとガイダンスが流れ、緊急以外は平日の朝9時から受付って言う。これは緊急だよね？と自問しつつ、該当する番号を押すと、すぐオペレーターにつながった。ほっとした。

復旧のため作業員を回すので立ち会ってください、と言われ、こんな時間に来てくれるのーと二度びっくり。
まもなく、作業を担当する方から折り返し電話がきて、遠隔操作で無事、復旧完了。

とんでもない時間に来てもらうことなく、遠隔で通電して助かったけれど、こんな時間にインフラの安全のために働いている人・・沢山いらっしゃるはずですね・・に敬意を表したいと思いました。

白い箱がスマートメーターのブレーカー

改めて蓄熱暖房機専用の電気回線のブレーカーを見ると、30Aと書いてあります。電気代の基本料金を下げるため、先日契約アンペアを50から30に替えたばかりだったのでした。復旧して下さった作業員の方によれば、停電時40A近くになっていたとのことです。（ということはつまり、それ以外の、夜中に動いている冷蔵庫とか電灯、暖房便座だけなら10Aに満たないわけだ。）

というわけで、今、家ではフリースを着て、電気ストーブを点けています。が、現在、外気温4℃ 室温18.5℃。真冬にくらべれば蓄暖なしでもずいぶん暖かいような気がします。

また一つ勉強しましたー。蓄熱暖房機は消費電力も電流も大きい。2月の電気代は格安の深夜電力が使えていたこれまでの1.5倍～2倍近くに膨れあがったけれど、厳寒期はもう仕方ないと目を瞑ることにします。それ以外の月で節約していくべし、と思った矢先の出来事でした。

ドコモでんきも、キャンペーンエントリーしたけれど、試算の結果、乗り換えには未だ至らず。新電力、のんびり考えていきます。

経緯↓

電気の事2

電気の事1