北アルプス再び
観測史上最も遅い富士山初冠雪のニュースがあったと思ったら、きのう北アルプスにも雪が着いたようです。
まさに冬が訪れる直前に、北アルプス最後の晴天の日に再び訪れる事ができました。
まさかの今季2度目の北ア、温暖だったことと、最近知り合った経験豊かな山友達のお陰です。
10年以上通っている美容師さんから、同じくらい通っているという山好きの方を紹介されました。
今思えば、山が好きだからといって誰でも一緒に行けるはずもなく、山の楽しみ方は人によりさまざまですし、時には命さえかかってくるわけで、一緒に行動する以上、家を出発した時からの信頼関係が必要だと思うのです。
美容師さんもそのくらいは分かっていて、たくさん人を見ている中でこのふたりなら、と紹介してくれたのだと思います。
私よりもずっと山歴が長く、少し年上の女性。私なんていいのかしら〜と戸惑いつつ、美容師さん通してLINE交換、まずは顔合わせをと先方から連絡をいただく。
事前に、山アプリを通じて互いの過去の山行記録からどんな山行をしているかがわかる。そして、テント泊小屋泊にかかわらずお酒と食を楽しむ方なんだ(ここ大事)とも知る。そしてやはり山をやる店主がいるスペイン料理屋さんにて飲み放題付きの初顔合わせ。
まだ9月だったかな。
その方は前年に翌年の毎週末の山行計画を入れる(!)というほどの山病(本人曰く)で、私がいよいよ同行できたのは10月下旬の谷川岳。しかも主脈縦走というハードな計画が送られてきた時には、初心者ながら私の体力を信頼して下さっているんだと嬉しくなりました。
その縦走は結果的には雨と強風で中止になり、頂上まで行って下山したらまだお昼。越後湯沢駅で温泉に浸かったあと、新潟の酒の立ち飲みして新幹線内でもプチ宴会しながら帰京したのですが。
さてその山友さん、先週末の山行予定が台風で中止になったとの事で、私に声をかけてくださいました。
いつものように予報を見て晴れる山を探し、送られてきた計画は、北アルプス「針ノ木サーキット」。サーキットとは周回のことを指すと最近知りました。
とても、山2年目の自分が行こうとは思いつきもしないコースです。
先月、私がソロで行った燕岳〜蝶ヶ岳縦走は北アルプス南部。とてもメジャーなコース。
今回は北アルプス北部で、目の前に剱岳と立山がド迫力な近さに迫り、そこから向こうは富山県。
稜線からは日本海も見え、まだ行ったこともない有名な峰々に囲まれて、クラクラしそう。
前日、前泊、後泊するゲストハウスを確保して、出発。
剱岳の形、実家にあった歯の欠けた包丁を思い出しました。笑
あちら方面もいつか縦走したい。
いくつかピークがあるのですが、どこも360℃素晴らしい眺望。
黒部湖が見えた。
赤沢岳からの立山。
あちらにもいろんなルートたくさんあるねー、
いつか歩くんだろうなー。
ここでおにぎり食べて、山友さんからもらった高カロリーのチョコプレッツェルでさらに元気回復、しかしあとから、お尻に敷いていたマットを忘れてきたのに気づき、100円のダイソーのマットだけど、ごみはよくないし元気もあったので、取りに登り返しに行く。山友さんには先行してもらいました。
追いつこうと歩いている途中、正規ルートを見失う私。
岩場で、降りれば下に登山道があるのは確か。
その岩場、途中まで下りてみるも、下りられないことはないけれど、誰もが下りれるものではないよなーと思い一度戻るも、正規ルート見つけられず。
先行するはずの山友さんの姿も見えず、自力でなんとかしなきゃと、その岩場を全神経集中して下りることに、する。
最後、飛び降りて復帰。
ようやく針ノ木直下で山友さんに追いつく。
あとで聞けば、遠くから私の行動を全部見守っていたとの事。迷いやすいところで待っている選択もできたけれど、私の判断を信じたかったので進んだとの事。確かに私は道を間違ったけれど、慎重に対応して登山道に復帰するのを見届けて先に進んだと。泣けました。
針ノ木岳直下もこの山友さんでもルートファインディングが難しい箇所あり、無事最後のピークに着いて、この笑顔のツーショットとなりました。
ほぼ12時間後の16時過ぎ、無事下山。
余力あり翌日は雨飾山へ行こうと計画もしていましたが、天気が今ひとつなのでやめ、裏銀座という北アルプスのコースの拠点となる七倉ダム方面へドライブ、情報収集がてら辺りの高瀬渓谷の紅葉を楽しんで、安曇野でお蕎麦をいただいて帰ってきました。

そうそう、人生初ライチョウさんとの出逢いもありました。
嬉しかったなぁ。






























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