惑星のように遠い山
山のぼりを始めた頃は当然知らなかった。でもいろいろと情報が入ってくるうちに、行ってみたいなと興味を抱いたのが栃木の皇海山。すかいさん、と読む。惑星のような漢字だし、スカイ(空)サン(太陽)ってカッコ良くない?私は目指していないけれど百名山の最難関の山だそう。でも、距離や獲得標高、コース定数といった数値だけ見れば、いつもやっているロング山行と変わらないかもっときつい行程もたくさんあった。が、調べてみると事情が違うらしい。ルートがまず長い上に、痩せ尾根の岩登り、垂直岩の鎖降り、気の抜けない笹藪漕ぎ、と始終緊張を強いられるとの事。
私は調べるほどに珍しく恐れをなして、最悪ビバークできる装備で臨みました。水とゼリー飲料だけで4kg近く、モバイルバッテリーとヘッドランプは各2個持ち+予備電池、晴れの高温予報にもかかわらず雨具上下、ダウンジャケット、エマージェンシー用のビビィ、ヘルメット、といつものロングの倍重い荷物。
それでも難しい山ほどソロ(1人)で挑戦することにロマンがある!って無事帰って来られたから言えるんだけど、同行者がいるとどうしても甘えが出てしまうんですよね。1人だから抜かりなく準備し、歩行中もあらゆる方向に注意できると思います。
さて、結果いろいろな心配は杞憂に終わってラッキーだったのですが、やはりどこか遠くの惑星のような山でした、皇海山。でも楽しかったですよ。
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家を0:30に出て運転すること3時間、4時登山開始。
痩せ尾根の岩場をへて漸く鋸山へ。
68才という男性が私の前を登っていました。なんと皇海山3回目とのこと。大抵の人は、一度登れば2度と来ない、というのに。
あ、私はまた来てもいいですよ(笑)
暑くなってきて、荷も重く、休み休みじゃないと登れなかった。
あんなギザギザに登山道があるのだから、そりゃ大変だ。
これからまた鋸山へ登り返すわけですが、私にはいつものことさ。日常茶飯事(笑)
鋸山から、来た道を戻ってもいいのですが、岩場下りとなるため、みんなと同じように笹藪ルートで下山します。
木につけられた目印と、足下の道、GPSを確認しながら道なき道を進む。
迷わないように注意を払いますが、まだ正午前なので心は余裕、迷路を楽しんでいるくらいです。
40分くらいで藪漕ぎから脱出すると、ようやく花を楽しむ余裕が。
しかし帰り道は眺望がなく、長く長く、地味なアップダウンを繰り返し、一番疲れた所だった。
♨️
日光でご飯 ※ノンアルです。
コースタイム14時間台のところ、休憩抜かして10時間台で歩けました。
後で調べるとツワモノしか来ない山だからみんな似たようなペースだそうです。


























よ-やる。
真夜中の運転出発、重装備…
本当にハイカラな名前だね。昔からこう呼ばれていたのだろうが。アスレチック惑星、命綱抜き。
単調な場所でも花は美しかったのでは、と推測します。次回の惑星探検はいつかしらね。