北アルプス縦走
みんなの憧れ、北アルプスへ行って来ました。
天気予報の都合で、1日目は燕岳まででストップ、燕山荘宿泊。晴れ予報の2日目、長丁場になるけれども、常念岳を超えて蝶ヶ岳まで縦走。蝶ヶ岳ヒュッテに宿泊して3日目は早め下山、温泉やショッピングに寄り道しながら帰宅するプラン。
日本アルプスはおろか、東京都の最高峰に雲取山という山があることすら1年半前には知らなかった私。
そんな私の今年の計画には入っていなかった北アルプスですが身近な人が行っていたり、行けるよと言われたり、あっという間に(山は)冬になっちゃうよと言われたりするうち、コースを調べたりカレンダーを見たりして急に現実味を帯びてきました。
仕事日を集約して天気予報と睨めっこ、10月1日に縦走の照準を当て山小屋を予約したのが3日前。北アルプスの小屋は天気予報が良くなると平日でも急に満室になったりするようでチェックし続けていました。
結果、天候に恵まれ最高の稜線歩きになりました。
::::::::
9月30日(月) 2時過ぎ車で家を出て穂高駐車場に停め、乗り合いバスで中房温泉へ。小雨と霧の中、7:40傘差し登山開始。
シーズン中はいろいろなタイプの登山者で渋滞するという、アルプス3大急登といわれる合戦尾根は文字通り早く登りたい人にとっては戦いだそうです…私はそんなこともなく10時半には稜線に到達
初めて目にする北アルプスの景色 〜花崗岩の白とハイマツの緑が特徴の〜 に大感動。
雲だらけですが、翌日にとっておきなのでよいのだ。
チェックインして荷物を置いて、身軽になって燕岳山頂へ。
この先10分ほどの北燕岳にも足を延ばし、岩にもたれてしばし晴れ間を待ち、富山方面の眺望を期待しましたが、諦めて戻ります。
13時過ぎ。お腹空き空きですが夕飯に備えて生大ジョッキとウインナー盛合せにとどめておきます。
雰囲気はスイスアルプス気分♪ 19才の夏、バックパッカー旅でインターラーケンから登山列車に乗り、グリンデルワルトから山道を歩いたのを思い出します。
麓の温泉宿の経営で、ケーブルで食材を運ぶ(とギター生徒さんから聞いた)らしく、山とは思えない美味しい料理と、ワインもデキャンタ900円とリーズナブル。
夕食後、夕陽を拝みに出るもすっきりしない空。

夕陽の方向を見ていると、
雲が薄れて、一瞬だけ槍の穂先が姿を現した。
槍ヶ岳との邂逅はなかなかドラマチックでした。
天気予報も本当に晴れるのか、、でも
眠れず寝床を抜け出して散歩に。満天の星空に初めて明日の晴れを確信する。
:::::::::::
10月1日(火)
長い行程になるので、なるべく早め行動をしたい。出発の支度を済ませてから、4時半の回の朝食に並び、5時、まだ暗い中をヘッドランプつけて出発です。
この緊張とワクワク感、たまらない。
富士山と南アルプスが見えてきました。このあと左に八ヶ岳も見えて、どれもこの7〜8月に登ったばかり。北アまで来てそれらを眺められるなんて…
道は、富士山や八ヶ岳よりは全然歩きやすいです。初心者でも歩けるって本当だ。少なくともこのコースは。
東天井岳、横通岳とピークを経て、常念岳へ。
眼下に常念小屋、正面に常念岳頂上への登山道。
11時30分。ここまで300m下り、これから400m登り返します。
下から見ると大変そう〜!実際、ここから先が勝負どころとなります。
前日、予約してある蝶ヶ岳ヒュッテからメールが来て、『燕岳からはコースタイム11時間の長いルート。常念小屋からはアップダウンが大きく、標高差400mを登ったあと、ほぼ400m下ってアップダウンを繰り返し、最後の最後に標高差350~360m登ります。後半のペースダウン等もご考慮下さい。16時には到着お願い致します。最新の天気予報や空の状態・時間・体調・体力をよく確認しながら無理のないようにご判断下さい。何かありましたら、ご相談下さい』
と、注意喚起されました。
1時間ほどで到着。
ガスは上がっても、完全に覆われることはありませんでした。
さすがに足が上がらなくなりだし、アミノバイタル パーフェクトエネルギーを補給する。
朝、北東方向から眺めていた槍を今、南東方向から眺めている。
15:06、蝶ヶ岳ヒュッテ到着。
八ヶ岳縦走の時より元気です。
何はともあれ生ビール。
縦走時は固形物があまり喉を通らずフルーツを好む私はゼリー飲料が良いと気づきそれでカロリー補給してきたので、夕飯のご飯と味噌汁はお代わり頂きました。
::::::::
10月2日(水)
朝食前の5時半過ぎ、
昨日よりもモルゲンロートの色が綺麗。。
富士山の方向もバッチリです。
美しい…
蝶ヶ岳まで来て、泊まってよかった。
下山口から駐車場まではタクシーしかありません。7千円かかるので徒歩で戻ることも考えましたが、時間が惜しいし、林道での熊目撃情報もあってやめました。
下界では携帯電波がないので朝、山頂から電話して手配しておきました。タクシー会社、電話対応24時間ってすごい。
親切な運転手さんに教えてもらった寄るスポットその①
駐車場のすぐそばなので、また来る時は登山前に安全祈願に寄ろう。
その② 大王わさび農場
数の子わさびと、わさびドレッシングを購入。レストラン、並んでいて入れない!
その③ ハイジの里(スーパー)で地元野菜や新米を購入。

舞茸とりんごのサラダ
絶対に安曇野のお蕎麦を食べて帰りたかったのでGoogleマップで探したお店へ。当たり!
十割蕎麦と旬のきのこ天ぷらのセット、わさびが風味豊かで美味しい。そば湯も完飲!
わさびジェラートをテイクアウト。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント2件
そうだねー、小屋に頼らずテント泊するにも、小屋の存在は重要だし交通網も、アルプスはすごいとだんだん分かってきた。今回お世話になったタクシー運転手さん、「中房温泉ルート(往きに乗ったバス)はすれ違いに苦労して勤務後ドッと疲れるから、そこ外してもらった」とか、私が鳥海の帰りに新潟の新米買って帰った話をしたら「安曇野の米も美味しいよ。今離婚して独り身だけど、焼サンマ買ってきて新米炊いて食べたら最高」、そこまで話すか(笑)。政治家の麻生氏似の方でオモロかった。
もともと旅行好きだから、目的に山加わった感じ?





























































イルカだ、白い虹だ、十割そばだ!
こういった長丁場登山では、それを支えてくれる人々との関係が欠かせないのだね。これもきっと、何となくできる仕事なのではなくて、天職の要素があるのだろう。
山登りって奥が深いね。地図と天気と装備だけではない。人との繋がりなんだ(と、旨い食事)。