白峰三山ワンデイハイク
全然ギターと関係ないし(いつもですが)もう山行のこと書くのはやめようと思って出掛けるのですが、何ですかねー、、終わって帰って来ると、自己満足の日記でもいいから書いておきたくなってしまうんですね。
思い入れ過ぎてしまい長くなりますのでもしよろしければの方はご覧いただければと思います。
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白峰三山とは、南アルプスの人気の稜線上にある、北岳、間ノ岳、農鳥岳の3山のことです。
南も北も中央も、日本アルプスの何もわからなかった1年前の私、富士登山で高山病にならないか知るために初アルプスとして富士山に次ぐ標高第2位の北岳に登った時、この白峰三山の稜線を見て感動し、来年はあの稜線を縦走しようと心に決めたのでした。
その時の写真↓↓(2024.7.7)
うわー、今見ても感動ものの、天気に恵まれた素晴らしい稜線です。その時のブログ 7月第一週は
今、読み返してなんてラッキーだったんだと思う。当時はそのラッキーさすら気づいていなかったのですが。
先日、念願のこちらを歩いてきたのですが昼前からガスが上がり眺望なく、考えを変えれば、日照りに遭わず涼しいなか三山を歩き切れたのですが、下山路で大雨に見舞われ、そうでなくても長い長い急下り、私の短い経験の中でも最もハードな下山となりました。
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今回のワンデイ縦走(ふつう1泊か2泊で歩く)は、先日、仙丈ヶ岳という有名な山を、マイナーな尾根から登っている最中に出会った方からのお誘いでした。
私も憧れの稜線を、1泊2日で予定していたのですが天気予報が良くなくてキャンセル。(アルプス、わざわざ行くのに晴れなければ意味ない、と)
しかしこのタイミングで先日出会ったばかりの方から日帰りでと誘われてびっくりするも、私も物好きなもので挑戦の要素があるくらいが楽しいので、二つ返事で応答。
そして出発を、前日に着いて車中で仮眠するか、家で寝てから早朝出発するか迷う。
土曜日レッスン終えて16時帰宅後、よし行くぞと決め急いで準備し18時過ぎに出ることに。そうするとタップリ時間はあるので、最近高速道路走るのに飽きてきたので下道ドライブで向かうことに決めました。
先ずは丹沢の山に行った後によく寄る、厚木の人気のラーメン屋さん ZUND-BAR にて「カーボローディング」。明日の長距離縦走に向けて炭水化物を摂取。
ラーメン写真はこれまでも載せているので省略。
その後、宮ヶ瀬湖を通り道志みち(ここもロング縦走して親しみがある)に入り、富士五湖周辺の道をドライブしながら下道で登山者駐車場まで移動しました。
零時前、半分程度埋まっている奈良田駐車場に停め、車中泊。
2度目でだいぶ要領を得て、クーラーBOXに入れてきた缶のお酒をチタンマグに注ぎ、ゆっくり飲みながら、狭い車内ながら眠りにつくことができました。
ソロ山行では緊張が大きいのですが、この時は頼もしい相方がいるので楽しみしかない。
朝5時前、同行者と再会。ここから広河原という登山口へはマイカー規制なのでバス移動45分。その間のお喋りで、私達はなんと同い年ということがわかり、こんなパワフルな人がいるんだと嬉しくなりました。が彼女は元々スポーツ系で仕事もされている人。登山のために他でいろいろトレーニングもしている。私は文化系人間で来たから、たまの登山が唯一の本格トレーニング。ジムさえも行きたくないのだ。
似たような登山ペースながら、後の大雨下山では私が彼女の先導にひたすら付いていくことになる。ここでその差を感じた。
今日は暑そうなので、藪や虫害はないと見てショートパンツ(タイツなし)で行くことに。走れない道だからコケない前提で。(生足で転んだら怪我リスク)
正面が北岳。
近くに見える分、急登ぶりが凄いのです。
昨年と同じペースで御池小屋までの樹林帯を歩き、
その先はお花畑になりますが、急登が始まります。
昨年は左俣コースでしたが、今回は草すべりコースを登る。
広河原出発から北岳山頂まで4時間(コースタイム×0.7くらい)、しかも昨年より疲れずに来られている。
ちょっと雲がかかってますが、正面が仙丈ケ岳。
6月末に、今一緒にいる山友さんと出会ったところ。
北岳の肩は肩だけに、頭(山頂)までもうちょっとあるんです。
ここから昨年は富士山を眺められましたが、今回は天候悪く眺望ナシ。
残念!
今回山のカミは別の試練を私に与えた。
北岳はガスガス眺望なしのため写真なし。
ここでもう今日は天気と眺望は諦めて、この先、無事完走すること、それのみに気持ちを切り替える。
北岳に咲く小さな花たち、本当に可愛くて綺麗で大好きな場所ですが、
今日はとにかく道急いでいるのでじっくり向き合って撮れません。
稜線上にある北岳山荘を過ぎ、中白根山へ登頂前。
振り返ると、かろうじて北岳山荘が見える。
本当は、とても素晴らしい景色なのですが。
次は、白峰三山3つ目の農鳥岳へ。
お花畑から、異世界へ。この感じもいい。
鞍部に見えるのが、農取小屋。以前は名物オヤジがいて、通過する登山者たちを捕まえては怒りつけていたらしい。
もし今いらっしゃれば、「これから雨。この先危ないから、あんたらには絶対ムリだ。ここで泊まれ」と怒られるんだろうな。と想像。
実際、そう言われて根負けして金額交渉して泊まった人の話を読みましたが、翌日仕事だったらどうするんだろう。もちろん、こういう方のお陰で事故も減っているのかもしれないが。
さあ、ラスボス 西農鳥&農鳥岳。
写真でみるよりかなりきついんです。見上げた霧の向こうにうっすらとゴツゴツ岩が見え、あそこまで行かなきゃならんのか、と。
それでも、富士山の御殿場ルートの方がもっとしんどかったとか話しながら、登頂。
三山無事登頂できての、辛うじての笑顔です。いいペースでは来ている。
雨粒が本格的に落ち始め、相当慎重に岩場を辿ってきました。
よくここまで歩いてきた、と思うも、このあとの、大門沢下降点という分岐点からフィアット君待つ駐車場への下山が、今回最大の難関でした。大岩のガレの長い長い、永遠とも感じられる急下り。雨が降ってなくても嫌な道なのに、雨脚が強くなり、集中力、体力、反射力、どれか欠けたらアウトという感じ。雷も鳴りだし、登山道に小川ができはじめているというのに猛ダッシュの山友さん。必死で追う私。彼女が先導してくれたおかげで、ルートファインディングはお任せ、自分の足元だけに集中できたのはありがたい。彼女、猛者だ。やはり、私とはやってき方が違う。
このハードな下りを続けること4時間、やっと舗装路に出る。日が長いためまだ周囲は明るい。私は2回ほど石で滑ったが尻もち免れ二人とも怪我なく無事登山道を脱出、山友さんとハイタッチ。
そこから駐車場までがまた長くて、山トモさんは走れる余力があったようだが、私は緊張解けて疲労困憊、早足でついていくのがやっと。
ちなみに、天気予報は分かっていて決行しました。ただ、雨降り出すのが予想よりも早かった。
19:20駐車場着。周辺の温泉はもう閉まっているのですが、帰り途上にある素晴らしい温泉を私はしっている。車で1時間、今度は濡れて寒くなった身体で耐えながら、これまで3度行ったことのある、見晴らしの丘 みたまの湯へ。23時まで営業してくれているので、ゆっくり浸かることができた。食事処はもうクローズしてしまったので、近くのファミレスで二人で食事して、写真とLINEを交換してお別れ。あきるの市にお住まいって、すぐ近くにいいお山があるのは私も知っているから羨ましい。
同行者がいたからできたこと。独りではあの下り、心が折れたに違いない。また、無駄に休まず急げたことも彼女のお陰。ソロだったらもう真っ暗闇だっただろう。
日が経って思うのは、経験値あがったな、目標のTTT(丹沢 to 高尾)は絶対歩ける、という確信。
最後までお読みいただきありがとうございました。




































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