ステージ衣装選び顛末
演奏用のシャツを買いました。
といっても、私ではなく夫のです。いかが思われるでしょうか?ハデハデ⁈アリエナイ?
来月、夫は有料コンサート出演を控えていて、何を着るのか聞くとマドラスチェック柄のシャツで出ると言う。
私「そんなのー、普段着じゃん!」
夫「でもこれ持っている中で一番派手だよ」
私「…と言ったって、カジュアルの域を出てない。発表会じゃないんだから。有料コンサートなんだから。しかもそのシャツたしか、ステージ衣装には相応しくないって篠原先生に言われてたよね」
夫「え、そうだっけ?よく憶えてるね〜」
私:ガクッ
以前打ち上げでギタリストの篠原正志さんが演奏時のファッションについて、「恥ずかしくて街でとても着て歩けないくらいがステージでは丁度良いんだよ」とおっしゃっていて、私は膝を打ったものです。
確かに、街で目にしたら気持ち悪いくらいのナリキリファッションは、ステージには案外溶け込んだりします。ま、あえて異空間を作り上げるわけですからね。演奏とは演じる事(これ書くの3回目)ですから。
何か探さなきゃ…とズーと気になっていたのですが、先日コンサート帰りに乗換え駅でデパートに寄ったら、たまたまフランスのデザイナーものインポートシャツ売り場が目に入って、いくつもの独特で素敵なデザインの中から上の「りんご飴」模様のシャツを選んだ訳です。
(ところでフランスにりんご飴ってあるのか?日本のお祭りの風物詩的イメージだけど・・・)
躊躇する夫に試着させると、身体にフィットするサイズ感もお洒落っぽくて◯(普段筋トレしていて良かったね)。
私「今度弾くスペインの曲に絶対合うよ!」「白い髪とお髭にも合ってるし、これ着こなせるオジサンはなかなかいないよ」
夫「・・・・(無言)」
それでも帰り道「あー来月楽しみ楽しみ。」を連発する私に夫、「演奏聴きに来てくれるの」
私「あたりまえだよ〜 (あら、聴きにこないと思われてたかしら)」
家に帰って夫、「なんか頑張れそうな気がしてきた」
私「そうでしょう?衣装は気分を上げるのに大切だから!!」
なお、男性の衣装は隣に演奏用ドレスの女性と並ぶ想定をした時、釣り合うかどうかってのも一つの基準かなーとも思った次第です。
とはいえ、無難に黒シャツという男性奏者が多いですね。私自身もカラードレスとか遠ざけてますし…っていうか単にマニッシュファッションが好きなんですけど^^
夫が出演するコンサートです↓↓
pomme d’amour ですね。
男性のシャツについては無知なので、派手かどうかさえ分からないけれど、素敵ではないですか。これが金魚すくいのモチーフだったら、うーん考えたら?と思うけど。
外要素から気分を盛り上げるというのは、結構効果があるかもね。夫様、素晴らしいコンサートになること、お祈り致しております。