平成最後の

なんだか全然ギター練習していません、、、最後のイベントが終わったらやろうと、夏頃から延ばしに延ばしてきた事務作業やら古いパソコンの処理やら家のことなどやっているうちに、あっという間に1日が終わってしまうのです。

テレビでは、平成30年間の世の中を振り返ったりしているので、ああそうかー…と一緒に自分の30年を振り返ったりしています。

10代も含む平成という時代をきっと自分の人生の中心だったと最期には思い返すのだろうか。けれど、まだ今の齢の倍は生きるような気もするし。。

本当は、人としても職業人としても熟している時期なんだろうけど、そこまでの自覚は、ないかなぁ・・・人によっては、積み上げてきたキャリアで評価も得、若い人たちの道を開いたり業界の将来に貢献したりして業界を引っ張っていったりするのだろうけれど、私はまだまだ道半ば。若い人を応援するものが備わっていない。つまり自分のことで精一杯なのです。なんて2～30代前半みたいなこと言ってすみませんが、たくさん脇道にそれては引き戻されるように（迷走ともいう）来た私の平成30年間でしたから。

とはいえ、「私はスタートが違っただけ」と信じて走ってきたつもりだけど、さすがにここまでくると、頑張ってまだ出来ることともう出来そうもないこと（持てる能力の差）がだんだん見えてきます。そんな時、自分はこの世界でどんなスタンスでやっていくのか。

先日のイベント後の打ち上げで、年配のプロの方がグサーッと、イタイ所を突いておられたのでした。「ギターを弾かない人、知らない人に向けて、聴いてもらえるようにならなくては、仲間内だけでやっていてもダメ、広がらない。」

う～んそれはきっとプロでやってるギタリストなら皆どうにかしなきゃいけないと思ってること。しかし、そもそもこの楽器って、爆発的に人気になるって、豊かな現代には、ない。つまり、あまり多くの人に受け入れられる運命ではないんだよね… 楽器の性能からして。いわゆる、よっぽどの「スター」が現れないと一般の音楽好きには振り向かれない・・なんて堂々巡りになってしまいますが。

なので少なくとも私のような者にできることは一人、また一人と小さいけれど、ギターを聴いてくれる人そしてギターをやってみたら楽しい！という人を広げていくことかなと。今ちょっとそれが出来てきて10年前より幸せだし。

そんなわけでまた演奏会があればギター関係には声をかけちゃうけどお許しを(笑)。

皆さま良いクリスマスを~~☆