めくるめくインド
南インド料理ファンであることはたまに書いていましたが書店をぶらぶらしている時「南インド料理が簡単に作れる」本が目に入り興味本位で買ってみたところ、私もよく仕事に行き帰りがてら東京駅で途中下車して立ち寄る人気店、エリックサウスの料理長による著書と知る。作ってみたら、ホントに簡単だけどあのお店の味!最近新刊が出たのでそちらも購入。
これはすごい。だって、十数年前にも一時期インドカレーを家で作ろうとスパイスを買い集めたけど、時間かかっても結局あまり美味しく出来なくて、以来、インド料理はお店でいただくものと決めていたから。
日本人ってすごいなーと思うのはこんな時。日本国民ほど独自の食文化を持ちながらも外国の食文化受け入れオープンな民族はいないのではなかろうか。しかも気候条件を克服して本国を凌ぐレベルにまで昇華する料理人や職人たちの探究心たるや。
今は都会に住んでいれば日本で現地より美味しい(かもしれない)各国料理に幾らでもありつける。少なくとも私は今は食べることだけ考えれば、イタリアやインドやベトナムやポルトガルやフランスに行けなくてもいいと思う。
それをこんなレシピ本まで出しちゃう日本人がいるなんて。この本によれば、とにかくお菓子作りのように材料の計量さえきっちりやれば、時短かつ本格的に近く、うまくいくのは確か。
というわけで、お店に行く機会も減らせそう。でも行くけど。。
苦手だったコリアンダーも、冷蔵庫になくてはならないものとなり、茎は冷凍(できるんだって!)根は水に挿して新芽を育てている。にんにくと生姜の消費スピードは早まった。
問題は、夫が少し慣れてきたとはいえ保守的で、私が100パーセント南インドでも別に日本食を用意してやらなねばならないことだ。夫のことは最近、どんどん若返っていく現在6才の男の子。と思うようにしているのでまあそんなに腹も立たないのですが、飲みの席で成り行きで決まったような演奏会をその場のノリで家にいる私に連絡してきたような出来事には怒った。テキトーに依頼されるつまり、翌朝オイラも弾く、とかデュオは…とか言い出し、私の気構えがぐらつく。ウチのカミサンだから?だいたい他人のプロに、そんなテキトーな頼み方するぅ?それとも私が “いちおうプロ”(←と夫はハッキリ言った)だから?なんかぜんぜんもうこれって、大臣やらの失言問題と同じレベル。お陰で自分で作った美味しい南インド料理の後は大ゲンカ。楽しいおうちインド料理ライフを提唱する著書の、反対である。ははは。
・・いや。いちおう程度のプロとそう思われてる私が悪いんかもしれないが。結局自己嫌悪。ぁー楽しくない。
一時避難のルイ(猫)が私のところへ戻ってきて、至近距離でぴぃすかぴぃすか寝息を立てているのに癒されるばかりである。はぁ〜。
コメント6件
全容は掴めなかったが、真澄ちゃんが色々してくれることを当然条件として、安請け合いされてしまったんだね。そうだね、こういうことは、自分の妻であろうが、一応プロではなく、仮にもプロの視点をしてほしいね。きっと、分かってくれたよ。
インドだって、美味いカレーを食べながら夫婦喧嘩(6歳の男の子なら親子喧嘩か?)はあるに違いない。仲良くしてもカレー、喧嘩をしてもカレー、これぞ、家庭の味。
あとは、一緒に食べてくれればねえ。私がいずれお相伴に行きますが。
ちなみに、肉なしのカレーの味は、どうやって深みを出すのかな。
久しぶりに真澄さんのブログを拝見しました。 と、いうのも、pcをやめてから、スマホしかなく、ガラケーから変えて以来、とたんに目を悪くし、細かい字は、控えていました。でも、昨日、タブレットを始めましたので、また、お気に入り、に入れて、拝見しますね。でも、タブレットでは、fbにはいっていないと、いいね、は押せないみたいです。でも、ちゃんと、拝読しますね^_^