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2022-10-30

ギター週間@BSプレミアム

先週、NHK BSプレミアムで月曜日から金曜日まで朝5時のクラシック倶楽部でギターのコンサートが放映されていました。

番組表を調べると、

月  朴 葵姫

火  村治姉弟デュオ

水  ラファエロ アギーレ

木  ホルヘ・カバジェロ(←ギター仲間のおすすめ)

金  猪居亜美/押尾コータロー

ぜんぶ、聴きたい。私は YouTube で音楽を聴くのがあまり好きではない(資料的にしか見ない)ので、有名人だけど未聴のギタリストも半分ほど。

月・火は起きられなくて(アラーム設定を忘れて)聞き逃した。

水曜日。4:50に起きた。観た。スペイン人によるスペイン作品だった。2020年の録画で前に一度観たことあるかも?上手いのはもちろんのことスペインの精神性が現れる演奏。

木曜日も起きた。ヘッドフォン繋げて毛布にくるまって、テレビ前に座ると猫のルイも傍らにやって来た。

今年8月の来日公演での演奏。ムソグルスキーの展覧会の絵。元はオーケストラ作品ですが、1980年に「日本の山下」ギタリスト山下和仁さんが編曲して世界に貢献しました。ピアノ編曲におけるラヴェルのように。

といってもギターでこれに取り組む人はごく僅かだろーなぁ(超難曲)

カバジェロさんは途中のインタビューで、”私のギタリストとしての仕事は、自分の個性ではなく、音楽を届けること。演奏者が透明人間となって、聞いた人が純粋に音楽に感動してくれたなら、私の仕事は成功したということです“

と語っていました。

最終楽章、「キーウの大門」が終わって。涙腺が熱くなりました。ひとこと、感動しました。

親の死に目にあっても涙は流れなかった私が、ね。テレビ画面を通してでも素晴らしかった。オーケストラの長大な組曲を小さなギター一本で奏でて感動させられるという・・

自分を消して、作曲家が書いた音だけを届ける、ほんとそうだったのだろう。

 

だんだん睡眠不足が積み重なってきたけど、習慣づいてきて金曜もまたなんとか5時に起きることが出来た。

猪井亜美さん、噂どおりの、すごいテクニック。だけど、現代音楽ってこともあってか、途中で飽きちゃった。若いしいい経験されて、これから楽しみやね。

押尾コータローさんはまたすごい人柄良さそうでそれがじんわりと音楽に出ていて吸い込まれ、楽しかった。手元映されたのを見てると、クラギでやっちゃいけない指遣いをいっぱいしてて、アコギはまた違うんだな!、なんて話を翌朝のレッスンで、もとアコギ弾く生徒さんと話して盛り上がったのでした。

早起きの件。予約録画すれば良いじゃんという話なんですが、私はうちのテレビで録画成功したことがないんです。が、だんだんと白み始める窓の外、距離を保って居る、(たぶん朝ご飯を待つ)猫。・・早朝のコンサート視聴もいいもんです。

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