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2022-08-25

これでも故郷

ここ2、3か月、日曜ごと通った千葉へのひとり早朝ドライブももうおしまい。空いてる道、楽しかったからちょっと残念ではある。

実家が片付けば、もうわざわざ来ることもないであろう、千葉のインド名店、検見川(けみがわ、とよみます)のシタールへ。朝ご飯を食べていないので10時半開店がありがたい。開店後すぐに満席になります。

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もう来ることないからトリプルカレーセットをフンパツ。選べるドリンクは、チャイやラッシーではありきたりすぎるので、タマリンドジュースをチョイス↓↓

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タマリンドとデーツがベースになっているらしく、甘酸っぱくてとても美味しい、選んで正解。ワクワク食べ進む。

むかーし両親とも来たなぁ(移転前)。それに、この検見川界隈の懐かしいこと。道すがら、小学生の頃通ったギター教室のあったあたりを車で通ると、様変わりしてもう建物の跡形もないのに、この辺だとわかる。

ブランチ後、べつの用事を済ませて今度は、もう来ることもないであろう母校の小学校脇の道を歩く。

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日が暮れるまでタイヤで遊んだ記憶の、校庭の一角。

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まくにし小。埋立地の小学校よ、さようなら。

校庭は、ここが海だった証の貝殻混じりの砂で、転ぶと痛かったものでした。

今、巨大ショッピングモールやアウトレットも増えて車通りは多く、無料巡回バスも走っている。団地も、高齢化かと思いきや子育て中の夫婦も住んでいたりして活気を感じるのでした。去りゆく者に対して、自治会の若き役員さんたちはとても親切で、手続きも滞りなく進み大助かり。

埋立地という、殺風景さ味気なさが好きになれず、自分は故郷という感覚が無いと思っていましたが、紛れもなくわが故郷ここにあり、と今は思えます。

帰りは遅くなってしまったけれど、湾岸道路沿いの美しい夜景がプレゼントだった。

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コメント4件

  • 片岡美穂 より:

    ご実家のお片付け、お疲れ様でした。
    美しい夜景と共に、この日、目にされた風景は真澄さんの原風景として、これからも、大切に、そして、何かにつけて思い出される事でしょう。

  • masuminn より:

    ありがとうございます。
    まだうちは実家整理、楽な方だと思いますが、心配ごとが減ってきたせいか毎朝の血圧も正常に下がってきました(笑)
    景色、瞼に焼き付けてきました。スマホ写真いらないくらいに。

  • 未央 より:

    そうかそうか、終わったのか。お疲れ様。幕を飾ってくれたインド料理。あなたのインド料理歴は長いのだね。

    私の故郷は、定期的に帰っていることもあり、いつ帰っても変わり映えのしないぱっとしないところだなあと思っているけれど、さすがに三年たったから、今度は懐かしいと眺めるのだろうか。
    ここも、昔世代と若い世代が、混じらず、同居しているような感覚のところだよ。住んでいれば違う目で見るのかも知れないが。
    ちなみに、ディジョンでも一昔、二昔の思い出ができてきている。人生が長くなってくると、脳の記憶機能も変わってくるのではないかなあなんて、ふと考える。

    血圧が下がってよかったよ。

    • masuminn より:

      はい、遺品整理業者を選ぶサイトのおかげで、なんとか運び出しは全部おわったよ。すっからかんになった。
      うーん、親がいる間の印象と、もう誰もいない今と、故郷の見え方はまた少し違ってくると思う。
      ディジョンの私が泊まらせてもらったあのおうちも、もう一昔かな。34才だったもんね。
      長く生きてくると、脳の記憶機能、変わってくると思う!まだ記憶力には自信あるけれど。

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