ハノイ ③ ギタリスト一家訪問
ハノイ3日目はオフですが、午前中フルートとギターのデュオのリハーサルに立ち会いました。
車で来る際、ホテルに楽器を置き去りにされるハプニングがあって新井さんは私のアルカンヘルを弾いています。
いつも新井さんが使用されているのは今井勇一ギターでもちろん素晴らしい音なのですが、自分の楽器をこうして上手い人が弾くのを聴くとやはり私の好きなアルカンヘルの音だ、と確認できて満足。
さて、お昼に招かれているお宅は、ギタリスト一家のおうち。
自宅に音楽教室を開設し100人余の生徒がいるそうです。
先日のサイゴンのコンクールで入賞した10代の息子さんと従妹さんとも再会。
床に料理を広げて、おうちでピクニックですね。Bun Cha もあります。
お酒は、日本の梅酒のように、グァバ酒というのを家庭で作っているようです。
飲みやすくて美味しいけれど、結構アルコール度は高いとみた(推定20度)。
こわもてで、いかにも飲めと強要されているような図ですが実はとても優しいご主人のニャンさん(ニャンダッテ?!)と、実はあまりお酒に強くない新井さんを、そんなに飲んじゃって、だいじょうぶぅぅ?という目で見守る、今井夫人。
(ベトナム語の響きって、もし猫が会話できたらこんな感じ?というほどニャーニャー聞こえるのです。)
宴もたけなわ。Ha先生の弟でやはりカレッジのギターの先生であるフックさんがベトナムの曲を奏ではじめます。美しい調べですが、ベトナム戦争当時の女性たちの生活を表していると言います。
今度はHaさんが奏でるメロディーに、新井さんが即興で伴奏。
お酒強くないと言っても、飲んでそれだけ弾けてれば大丈夫。
「夜、何食べる?」ベトナムちょうど中盤で、いくらローカルの料理が口に合っても、・・・皆の意見が一致したのは「ここらで日本食」。
江戸前ならぬ、河内(ハノイ)前寿司です。
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ハノイ4日目。この日もオフ。とはいえ、ほとんど練習の時間ないです。
ハノイには湖が点在していて、スイスのレマン湖畔の町を思い出しました。街中に水辺があるっていいですね。
この日もご家庭に招かれていて、そのお家へ行く途中に美容院があり。
ここでパーマをかけられている光景があまりにも珍しく、皆一斉にカメラを向けました、失礼!
その隣にある床屋で、ベトナムカットした新井さん↓ ベトナム人になったつもりでインチキベトナム語を繰り出すのですが
午後、民族博物館と大型スーパーへ。そろそろワインが飲みたくなってきたので、「ダラット」という地域で作られているという、ベトナムワインを購入。ちゃんとワインオープナーは持参しているのだ。
残すは滞在あと3日(ワインは、結果ちょうど飲みきることになります)。
あとは本番2回と、最終日の観光を残すのみとなりました。
<つづく>
私は何かというと、柔術(柔道)と比べる癖があるので(それが自分の基本になっているのだね)、自分のギターを貸すということで、私が自分の黒帯を先生に貸すという想像をしてみた。先生が私の帯を締めて技をかける。やはり上手い。。。。ちょっと違うね。
その昔、ベトナム人は普通の言葉をしゃべっていましたが、ある日ベトナムの男性が雌の猫と恋に落ちたそうです。その一人と一匹の子孫がベトナム中に広がって、話された言葉が今のベトナムニャン語。
ベトナムの調べは美しいね。女性はこんな風に戦争を生き延びたのだろうか。