うちのダンナ
先週、一緒に梅を見に行ったと思ったら夫がその週終わりから入院。
早い話(読まれる方に心配のお気遣い無きよう)、胆嚢の入り口に石が詰まって腹痛を起こした次第。命にはかかわらないそうで私は殆ど心配していないのですが、応急処置的に胆嚢ドレナージ(溜まった胆汁をチューブで体外に出す)をしたあと、幾つもの検査を経て明日、胆石ごと腹腔鏡での胆嚢全摘手術となりました。無くても構わない臓器、らしいのですね。
5日目、入院生活にも慣れてきて元気です。
リスクについて夫と一緒に詳細な説明を受けました。夫自身、入院も手術も全身麻酔も初めてだけど、私も自分はおろか身内の入院に付き添うのも初めて。
今の時代、執刀医から一般人への懇切丁寧な説明を受けられることに感心しました。そのぶん沢山の書類に同意のサインをしないといけないんだけど、、
その先生がお若い方なのにもまたびっくり。といっても私から見れば、というだけのことでそれなりに経験もあってきっと腕も確かなのでしょう。
(いや〜私、他人の見た目を測る意識が自分30歳くらいの感覚で止まっている。つまりそれよりも相手は年下である、と。。笑)
いつもスクールの発表会のトリで弾く方がおられるのですが、その彼も若い外科医。あるとき発表会の打ち上げの席でタブレットを取り出し、執刀した内視鏡手術の、まさに切っている動画を見せてくれたことがありました(ギターそんなに上手でアナタ本当にお医者さんなの?という周囲の疑いを晴らすためではないと思うが)。内視鏡は得意と話していて、料理が得意などと同じように演奏のうまさと通じるものがそこにはあるのか、と思ったものです(臨床医がどれだけギターを練習する時間があるのかは知らぬ)。
そんなことを思い出しながらドクターの説明を聞き。
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ドラマや映画で見るみたいに手術室の廊下のベンチで待つ私そして、手術中のサインが点灯し1時間、2時間、、パッと消えると扉が開いてストレッチャーが運ばれ無事成功です、と告げられる、先生ありがとうございます…
なんてシミュレーションしている限り私はまだまだ気楽なもんだな。夫よがんばってくれ。
シミュレーションかいな。
お医者さんには音楽家が多い気がする。うちの歯医者さんも然りだし。頭が良くて手先も器用だから、楽器に向いているのでは。