北へ 2
北海道新幹線で、函館へ!グランクラスの旅を体験してきました。
飛行機ならファーストクラスのようなものらしく、一つの車両が割り当てられています。
自分じゃ決して選ばない旅だけど、ずっとどこにも行ってないし毎日自炊でストレス溜まってるし…
ラグジュアリーな空間で、実質お酒はお代わり自由。
メンバーは、一昨年冬にも一緒に札幌と小樽へ行った、夫の高校同級生チーム5名御一行。
飲んべえ旅ふたたび。
幸い車内でのお酒の提供は緊急事態宣言明けを受け、10/8から再開したとの事。ビールとスパークリングワインで、朝6時半過ぎから飲みスタートです。
東京駅から新函館北斗駅まで4時間20分。トンネルばかりだった印象は拭えませんが、
赤ワインやオールドパーをちびりちびりしながら到着する頃には、もう旅の満足度7割に達し(とは、メンバーの一人の言)。
まずは路線バスに乗って、
五稜郭タワーにおのぼりさんです。
タワー2Fにある五島軒で、ビールとカレーライスのランチ。
旅先で、お酒が飲めることの本当にありがたいこと。
ホテルにチェックインして、温泉に浸かって、移動疲れと酔いをリセット。
夜景を見るべく、タクシーで函館山へ、またまたおのぼりさんです。
結構寒いです。
だんだん暮れてきました。
函館山、東京タワー(333M)より少し高い334Mだそう。
この夜景を見るのは確か、20年ぶり二度目だと思う。
世界3大夜景はもちろん素晴らしかったのですが、この時は、月と海面の光の道が美しく、皆で撮り合い出来比べ。
私の最新iPhoneのカメラは、ズームアップしてもご覧のとおりブレていませんでした〜。
さて、夜の飲みはジンギスカン屋さんへ。
むかーし、安ーい団体バスツアーで行った北海道旅行では、決して美味しいと思えなかったジンギスカン、、、
こちらはタクシー運転手さんお勧めの、地元民も一人で寄るようなお店。
焼き方を教わって、私もマスターしましたよ。
もし一人で北海道に来ることがあれば、ふらっと店に入り、店員さんに焼き方の説明をしますか? と訊かれてもいえ大丈夫です、と答え、“ひとりジンギスカン鍋”をたのしみたいものです。
この後は、締めのラーメンに一軒寄るか迷いましたが、ホテルに戻りひと風呂浴びて再リセット後、みんなと部屋飲みに。
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朝ごはん。
泊まったホテルの朝食は、北海道一という評判だけあって、イクラかけ放題のセルフ海鮮丼もさることながら、味噌汁、コーヒー、デニッシュ、デザートなどどれをとっても文句のつけどころのないおいしさ。
スープカリーも大変美味で、たった一泊しかしないのが惜しまれるホテルです。
展望温泉も素晴らしく、北海道入りの際には拠点にしたいホテルです。
朝食の後は付近を散策。
赤煉瓦倉庫の紅葉がみごとでした。
坂道とトラム・・・ポルトガルの港町リスボンを思い出します。
お昼に塩らーめんを食べるべく、11時の開店を待っていると。
何処からともなく現る、にゃん。
人懐こく、スリ寄ってくるにゃん。
また一匹、にゃん。
そうか魚釣りに来たおじさん目当てで集まってくるのか。
港町の食堂といった風情の、色褪せた看板の、口コミがなければ絶対入らないようなお店に入り、みんなでビールと餃子に、
素朴さが味わい深い、塩らーめん一杯600円。
これで食べたかったものはすべて制覇。
旅の満足度はとっくに10割超えて130%.
異国情緒だなァ〜…
パステルカラーの壁が馴染む町って、日本にはあまりないと思うのですが、ここは北欧みたいに町並みを明るくしている。
函館マンホールデザイン4種。
ぎゅうっと凝縮された1泊2日の呑んべえ旅は、これにて終了。
たまには人が選んだ贅沢旅に乗っかるのもいいもんだ。
帰路、新幹線への乗り換え駅。
おーい、置いてかれるぞぅ。
コメント4件
そうだね、平面ではなく、あの形の鍋でないといけない理由は未だよくわからないのだけど、生ラムで、は外せないみたい。美味しくないところは冷凍肉。らしい。
ディジョンの市場で入手した羊肉はどう調理されたのかな〜。
本州から目と鼻の先なのに、なぜか東北とも全く違う北の大地の存在、惹かれるよね。
市場の子羊はポトフに。。。うっうっ。。。
旨かった、暖まった、のうっうっかな。もう其方は寒いだろうからねぇ。
(私は未だに日中は半袖。)
贅沢な旅は写真まで贅沢だね。すすきが見事だ。
ジンギスカン鍋なんて、そんなものがあったことも忘れていたよ。自分で作るかなとレシピを見てみたが、専用の鍋がないとだめなのかな。いずれにしても、今度の市場では羊を買おうっと。
北海道はいいよね。素朴さと広大さと荒々しさと繊細さとが共存する、他には見ない場所だと思う。