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2016-11-13

犬のような猫

我が家の飼い猫ルイは、生まれてほどなく人に保護され、そのお宅の家族みんなに代わる代わる可愛がられたので、人見知りしません。

来客があってテーブルを囲んでいるとき、誰かが席を外すと、
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空いた椅子にいつの間にかちょこんと乗っていたり、大工さんや職人さんが家の補修などでやってくると、その作業に自分も加わっているかのごとく傍で興味深そうに見たり、道具に触ったりしています。

そんな様子から私はルイを「参加型ネコ」と呼んでいたのですが、最近読んだ作家の角田光代さんの著書によれば、そんな猫の性格は「仲間意識が強い」、つまり犬っぽい、ということのようです。

それに角田家の猫トトもやるそうなんですが、ルイはワンワン鳴いてボールを追いかけ、口にくわえて戻ってきて私の目の前でポトリ、と落とす遊びをします。下は、まだルイが子猫の頃の動画ですが、本当にワンワン言っています。

ところで、旅先では、人懐こい猫に出逢います。
イタリア・サルデーニャ島の宿で、窓越しに遊ぼうよ!と誘うような猫や↓
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石垣島のりんたろう。通りかかった地元の人が教えてくれた通り名前を呼んだら、すり寄ってきた

旅行中は、ルイの世話をキャットシッターさんに頼んでいるのですが、「気を付けて動かないと猫パンチが飛んできます。」とはある日の報告。私が、スリスリ猫の何分の一かでも愛想よくすればいいのにと悪く思っていると、「ルイ君は日本犬のような他人にはなびかない猫です」とシッターさん。さすがです。その「日本犬のような」ってところが私は気に入ってしまいました。
実は私は犬も猫も飼ったことがなかった頃は、飼うとすれば犬だろうってずっと思っていました。それも柴犬や秋田犬、いいなと。

日本犬らしい猫、ルイ。飼い主にもスリスリはしませんが、最近は寒くなってきたせいか、少しは甘えてくれます。

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