岐阜へ。大日ヶ岳
天気予報と雪の状態と、無理なく自分が一人で登れてノーマルタイヤで行けそうなところ。
候補だった経ヶ岳、野伏ヶ岳(ともに福井)は、情報収集の末その条件に外れ、初志貫徹で岐阜の大日ヶ岳へ行きました。
登山口ではなくて、スキー場の駐車場(1,000円) に停めて行く、楽ちんコース。
ゴンドラ(往復2,000円)で標高差500m超をたった10分で上がります。
今日はお金かけてラクをする。
スキーヤーは入れません。
ぐんぐん歩いて行きます。今日も暖かい。風もない。スキー場の喧騒がまだ聞こえる。
あの先が大日ヶ岳と思ったら、またその先。
でも30分くらいであっという間に着いてしまう。
薄日がさしてきれいです。ひときわ白い山稜が、これから私が歩くことになる稜線です。
大日ヶ岳山頂、とうちゃこ。
後ろ(高い方)は、11月に行った福井と石川の県境にある、白山。
風もなく暖かです。
この先、冬季(積雪期)しか行けないという、登山地図にはない天狗山へ足を延ばす。(沢山の人が行っていて、危険ルートではないです)
このトレースを行くのね。
ワクワクがとまらない
すごいなー。
雪庇、怖!でもトレースには前日にも歩かれたようなくっきりしたアイゼンの歯跡があるから安心していこう。
きれいだな〜
急なところが2,3あって、調べたのとなんか様子が…?と思い
途中で地図確認すると、天狗山じゃない方に来てる!またやった。
戻る?でも、鎌ヶ峰というピークが少し先にあるからそこまで行こうと決心。
鎌ヶ峰とうちゃこ。
(とうちゃこ、ってほんとになぜか自分でも呟くんです)
足元急登、緊張しながらフォト。
来た方向。
後ろ方向。
まだまだトレース続いていますが、ここで折り返します。
慎重に。
予定と違う方来ちゃったけど、まだ見ぬ景色をじゅうぶん見せてもらえました。
稜線歩きの気持ち良さと、緊張。半々
1時間で大日ヶ岳に戻って来て、昼ごはん。
9時半に行動開始して、まだ12時。食べたら元気が出たので、これから天狗山行く気になりかけたけど、風が出てきて空もどんよりしていたのでやめました。
それよか温泉へいこー!
もうすでに下界に来た感じ。
フィアット君、ただいま。これから温泉へ行くよ。
郡上のかみほの湯。トロッとしたお湯に、風呂の種類も多く、とてもいい温泉でした。
岐阜っていい温泉いっぱいあるイメージ。
このあと飛騨の高山に一泊して、朝市を見て、帰京します。
いつのことかは知らぬが、旅人の安全を祈って、石仏が据えられたのだろうか。
積雪期しか行けないって、これ、江の島の山バージョン?(橋のなかった昔は)潮が引いていなければ渡れないという。。。
話の外れついでに。大雨が降ると通れなくなる道って、存在するんだよね。満ち潮時のモンサンミッシェル(江の島の仲間か)も同類。氷の厚さが何十cmか以上でなければ通行禁止の湖とかも。
最近その類の事故について聞くことがあって、怖いなあと思ったよ。私はうっかりやりかねない。
冒険を繰り返すためには、一つ一つの冒険から無事に帰って来なければならない。気をつけて行こうね!