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2023-05-15

別れは再会をもたらす

私の両親をすごく慕ってくれていた従姉妹たちと、伯父さんの三回忌を機に会いました。

法要後の会食で、私の未だ知らなかった父と母のエピソードがたくさん。子である立場の自分や弟の記憶とはまたずいぶん違うな。

まぁでも、いとこに愛されるような父母でよかった。

うちは先日、綺麗な沖縄の海に散骨してきたばかりですが、こちらは都心の便利ないつでも行けるお寺。

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地下鉄駅で

親世代を失くすとなんだかまた近くなる、子世代。

 

ところでそうめんといえば、どんな銘柄がお好きでしょうか?

私たちは子供の頃、夏になると毎年、佐賀のおばあちゃんから神崎そうめん「神の白糸」がどっさり食べきれないほど送られてきました。

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おばあちゃん亡き後は、スーパーに並んでいるものをなんとなく選んで食べてきましたが、ところが、従姉妹Sちゃんが取り寄せたというこの「神の白糸」をいただき、さっそく夜に茹でてみたのです。

私、あまり揖保乃糸であろうと廉価品であろうと、そうめんのおいしさの区別、よくわからないのですが、これは違う!と思いました。

昔食べた味をもう覚えてはいないのですが、これで育ったからでしょうか、身体は他のそうめんより明らかに美味しいと感じるのです。懐かしさと美味しさで夜なのに炭水化物いっぱい摂っちゃっいました。

ホームページ調べたらありました。これからは私もこのおそうめんを取り寄せます。素晴らしきオンラインショッピング時代。

別れはまたひとつ再会をもたらしました。

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コメント2件

  • 未央 より:

    ふふふ、再会って、従兄妹のみならず素麺ともなのね。
    家はよく頂き物であった揖保乃糸がお気に入りだったが、別の銘柄に鞍替えしたはずだ。非常に旨かったが、なんだったかな。私はそこまでではなかったが、姉が茹で方にまで拘っていた。昔も今も凝り性の姉だ。

    人生って、別れたらそれで終わりではないんだね。人の縁はもっと奥が深いのだね。食べ物然り。

    子から見た親と他人(従兄妹だからそうとは言い切れないけど)から見た親か。
    つい最近、同じような娘二人をもつ友達と、「自分はいらいらすることなんて絶対ない人間なのに、子供には。。。」という話となった。反対に、子供も、学校では別の面を見せているのだろうと思う。
    話はかっとぶかも知れないけれど、森の散歩をしていたら、ガガンボが交尾していた。あちこちにいたが、この中にはひょっとしたら、子孫を欲しないガガンボもいるかも?などとあほなことを考えた。さすがに動物の世界にはそういうのはいないかなあ。でも、個体それぞれが独自の性質を有しているはずだよね。
    この世界を生きる意味があるものにするのは、違いと多面性かなあ。

  • masuminn より:

    そうそう、素麺との再会。これは嬉しい。
    私は凝り性まではいかないと思っている、が凝り性のお姉さんが茹でてくれる素麺は未央ちゃんの淹れてくれるコーヒーくらい美味しいのだろうね。
    未央ちゃんのところは兄弟姉妹もだけど親戚とも疎遠になっていなそうな感じ。伯母さんとかさ。珍しいほうだよね。
    うん、子供も使い分けるだろうね…自身の記憶から。。
    というかやっぱり家庭だと、〇〇買ってもらえないとか親に不満持つけど、従姉妹は独身時代の父をレコードかけてくれるお兄ちゃん扱いしていただけだからねぇ。
    ガガンボの交尾か〜、まあヒトだけだわな子孫残すか考えるのは。でも人間の多様性は進化には必要だから存在するのだろうね。

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