2024始動 その2
ダイアモンド富士は残念でしたが、山歴長く各方面にお知り合いがいてお詳しいA女史と移動して七面山に登りに行きました。
しかも1泊して宿坊体験付き。
何も知らない私ひとりではとうてい思いつきもしないプランです。
途中から、想定外の雪道が現れテンション上がります。
晴れて暖かいのに、木々に付いた氷の粒が風に舞い、雪が舞っているような感じ!
日蓮宗の修験道であり、登山道ですれ違う人との挨拶は、「お疲れ様です」。
午後、敬慎院の前庭の、すばらしい富士山パノラマスポットに到着。
私はこのまま七面山頂上をめざしに歩き出します。
と、そこで鹿に会う。
1mも幅がない道の向こう、滑って落ちたら一気に谷底へ、の怖い崖!!!
帰り(下り)は、チェーンアイゼン装着しました。もう怖くない。
稜線に沈む太陽。どこぞやの北壁を思い出すナァ。
翳ってきた。宿坊の生活は夜早いので、速足で戻る。
到着すると、僧侶の皆さんが勢ぞろいで「お疲れ様です」と出迎えてくれる、に萎縮。
肉魚卵乳は一切口にしてはならないが、お酒はどんなに持ち込んでも飲んでもOKだそうで、ザックに担いできました。
質素な食事ながら滋味深く、山を登ってきた身には染み入る美味しさ。ワイン効果も。
夕食後、日蓮宗のお勤めに参加必須。
読経は男声と打楽器の無調の音楽に聞こえて楽しいし、21時の消灯前には、外から笛の音が聞こえる?と思いきや、
修行僧が水を浴び唱えている経の声と判明。
このマイナス気温で。えらい世界じゃ!(俗人の感想。)
翌朝は5時半起床、お勤めに参加。
ご来光の時間に外へ出ると、
ご来光の威力、強かった!太陽のパワーを全身に受け吸収。
夜、説法を聞いた影響か悪い夢をみたんですよ、私、命を狙われる。
にもかかわらずよく眠れていて、身も心も清められたような年初の登山となりました。
同宿だったおじ様たちとも楽しい写真大会が繰り広げられ…
「お兄さんたち~!」ってグイグイとA女史のおじ様あしらいの巧さにニヤニヤする私…
朝食をいただいて、お神酒とか鏡開きの餅などのお土産をいただいて、下山。
下山中に見た、昨日は見えなかった白い山。なに?あんなところ、いつか行けるようになりたいですねー。
楽しかった、またいつか。
コメント6件
神々しい初登りだったね。日本を訪れるベジェタリアンがいたら教えてあげたい。
精神を清めるには、それに適した場所があるのだなあ。濁りきった(なんだそりゃ)魂でさえも洗われそうな一晩と夜明けだね。
お坊さんによってはお酒は浴びるほど。。。?
https://www.yamanashi-kankou.jp/special/2020_shichimensan2.html
ここのページ参考で大丈夫かな。
関連施設というのが二つあるのだけれど。二つ別のもの?
予約は電話かあ。
ステキな写真、たくさん撮れましたね❣️