3度目の奥多摩
前日に思い立って、奥多摩へ。
私「明日うちにいるでしょ?奥多摩、行ってきていい?」
オット「ぷ。(呆れ)…いいよ」
私「朝のご飯は今晩炊いておく。帰りは遅くなるかもしれないから、肉じゃが作っておくから、刺身で飲んでて。昼は適当にやって」
だいたいこんな感じで許しを得てます。
奥多摩、うちから3時間もかかるんですねー。子供の頃、夏休みになるとキャンプに連れて行ってもらう特別な、遠い場所だった。気軽に行けるって、大人になるってすごい。
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この日の奥多摩の山1,000m付近の予想気温は10℃とあって、今これは貴重なので行かねば、と。
今回は三頭山(みとうさん)と御前山(ごぜんやま)を繋ぐルート。距離23km、累計獲得標高は2,300m超になる予定。
8:10頃スタート。
ここで下車したハイカーは私一人だけ。
揺れる橋を独り占め。
汗が冷やされ気持ちいいです。髪、びしょ濡れですが。
また霧の三頭山確定だな。でも幻想的な雰囲気は良い。
前回3月にはここ三頭山西峰から奥多摩湖におりて湖畔を周遊し、全長22kmでも平地だからラクだったなー。
今日はここからもうひと山ふた山、& more… … 行くわよ。💪
バイクやクルマがコーナー攻めにビュンビュン走ってる奥多摩周遊道路をてくてく横断して。
登りながらも気持ちのいい道。
今日はおにぎり4個持って来ていて、お腹がすけば食べながら歩いたり、ベンチがあれば座って食べたり。
頂いたお菓子も持参。コーヒーが飲みたい、と思う。が、軽量化優先なので水のみ。1.5リットルボトルに凍らせたのが、丁度良く溶けて常に冷たい。
ここへの道なき岩の登りはきつかった。まきみち行かなかったことを後悔。
御前山は、まだかーーい。
目的の御前山を過ぎ、そのあとの鋸山〜奥多摩駅ルートは一度歩いたことあるからもう終盤の気分になっていました。
ところが。大ダワ、というトイレ休憩できる地点で、地図アプリとAppleウォッチとの両方を確認すると。
予定の累計標高にまだ300mくらい足りない。いやな予感。(一度通ったことのある道だから、この部分の地図をよく読んでいなかった)
辟易しながらさらなる急登を登り、
現れた道標に、駅まで3.6km、と↓
えーまだそんなにあるの、ってか、そんなにあったっけ。
平地の3kmと、下山の3kmはぜんぜんちがいます。
全然高度の下がらない、長い下山。もう…やんなっちゃうねぇ、、と、ひとりごとが声に出るのは、ソロ登山者はみんなそうらしいです。
やっとやっと、あーココ!思い出しました、この急階段!前回は、序盤の登りだったからまだいいけど、今回は最後のトドメ。
この急階段を降りるにはもう膝が悲鳴をあげています。
後ろ向きになって、手摺りにつかまりながら、一段抜かしで降りてきました。
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奥多摩駅のホームでお腹が空いてザックに残っていたゆで卵ひとつを食べながら電車を待つ。まもなく 17:59の電車に乗車。
20時過ぎ、自宅最寄り駅に着き、帰途ラーメン屋さんに寄って生ビールと、普段は選択しないようなチャーシューが3枚も乗ったラーメンを注文。
お会計後、なぜかサービスでヤクルト一本いただき、これがまた美味いこと。すぐ飲んじゃいました。
コメント2件
ソーヤノ丸デッコ、ここ通る人は皆その不思議な名が気になるみたい。私は、トム・ソーヤのソーヤか⁈ と歩きながら思いついたのだけれど、由来はいまだ不明。
空腹感、若い頃に比べてだよ。そんなに感じないのは年のせいかと思ってたけど、登山くらい体力使えばそれなりに空くと分かって爽快。
浮橋は、どこぞの昔のテレビ番組のような程には落ちる心配はないよ。笑
揺れが程よくて湖面近い感じがいいね。
今回は下山地点によっては、車停めた場所までバス電車使って戻るのに下手すれば2時間とかかかる便の少なさなので、電車にしました。
結果、目的通りに奥多摩駅まで降りてこられたので、車でもよかったんだけどね。
ソーヤノマルデッコソーヤノマルデッコソーヤノマルデッコ。。。
はともかく。
臨場感にあふれるリポートですの。特に空腹感のあたり。
浮橋なんて面白そう、風流だが、揺れるの?写真で見た限りでは、どこぞのテレビ番組の難関ゲームを思わせるが。いや、風流の話だったわね。
私は霧の山道が大好きだ。
読む限り、車で行けない理由はなさそうだが(ビールは最後)、三時間かけても電車の方が便利なのかな。登山て、帰路がきついよね。
アクセル踏むのも一苦労?経験ありますが。