世田谷でランチ。友人のこと
行きたいけど遠い、祖師ヶ谷大蔵にある 南インド、チェティナード料理のスリマンガラムに、学生時代の友人を誘ってランチ。
世田谷ってうちから電車で行くのは大廻りになるけど、クロスバイクだとむしろ早い。金木犀の香る中、片道1時間弱、サイクリングしてきました。
インド料理は数あれど現地出身の名シェフだなぁと思うお店はそんなに多くない。マニアも集まるお店だけど、友人はこういうのは初めて。
コロナ以後久しぶりに会う友人。開口一番、家の敷地に猫が我が物顔で出入りして、すごく嫌だ、しかも子猫産んで鈴なりに歩いている、と迷惑顔でいう。なにーっ!
私が、猫飼っていること、知ってるのに、猫嫌い、あからさま。(ちなみに彼女、犬もダメ。)ってか、動物飼ったことないでしょ‼︎
が次の瞬間、相変わらずだなぁ、天然だなぁーと、懐かしくなってる自分がいる。憎めない。
付き合いの浅い、いい大人が平気でこう言ってきたらちょっと引くかも、だが。
どうすればいいかわからない友人に、そのままにしておけば、子猫はすぐ大きくなってまた増えてしまうから、殺処分を減らすためにも早く捕まえて去勢させる必要がある。必ず地域で保護活動をしている人や団体があるから、困っているならまずそこに連絡して相談してみてはどうか、と言うしかない。
今どき子猫が紛れ込んでくるなんて。いいな、と私はちょっと思っちゃうけど、母猫がちゃんと育てているなら引き裂くのは可哀想だし毛艶は良いとのことなので、寝床とご飯は誰か人が世話しているのだろう。もしそうなら、そのお宅の飼い方の問題。ご近所問題だ。難しい。
もうその子猫もどんどん大きくなっているだろうし、野良生活をしていればノミや感染症も疑われるのでまずは動物病院行きだ。先住猫さんがいればおいそれと引き取るわけにもいかない。
世田谷区、意外と田舎なんだな。
広い公園がいっぱいある。自転車で移動して、ベンチに座ってお喋りの続き。隣に高校生らしきカップルが座っているのに友人の声、でかい。「子供、金かかる!」「でしょ!私なんか考えられない、よくうちの親、2人も育てたなって。親ってすごい!」笑。
久しぶりに会った友人との話、今までで一番楽しかったかな。亡き親の話、墓じまいや、散骨した話。親の相続の話も聞かれたけど、その点はうちはあまり参考にならないよと。
オットの不満話も(モチロン笑いを伴っての)。
兄弟がいて、競争もある友人。絶対に、計算高い兄嫁のいいようになって負けたくないと(出た。彼女は、負けず嫌いでもある。頑張れ。)
友人は20代で大企業を寿退社後、ここまで完全なる専業主婦を貫いているけれど、自称不器用でのろま、な彼女が世田谷区に住み、子を育て(犬猫は嫌いだけど)、そうやって生きてこれていることだってひとつの才能、能力だと思う。
専業だからって、決して依存して生きているのではないのは感じた。
楽しかった。お互い全く違う生き方を、だんだん認め合えてきたような気がした。
違う生き方を認め合うか。いいね。
元々同じ学生としての世界を生きて、離れていってしまうのは、変わっていくからではなくて、認め合えないのが主な理由だよね。
このカレー屋さんて、ひょっとして、一週間くらい前に姉が行くはずだったのにぽシャッたところかしら。聞いてみよう。
関係ないが。めちゃうまいフランス料理を近所に見つけた。常に予約待ちのところだし安くもないが、本物という実感をどかんと味合わせられた体験であった。もしこちらに来るならぜひ行こう。