タイムスリップ、マンタ、やっぱり海が好き。
寝坊した!と飛び起きるや時計を2度見…やばい、10分後に迎えが来る。朝食なしだ、ウェットスーツすぐ着て、と夫を起こしたら、1時間の読み違い。焦りました…
3日目、晴れー!
おはようございます、とボートに乗り込むと、いつもは寡黙なしまんちゅ(=島人)の船長が初めてこちらを見、
「晴れて暑く、海の中もアツくなるといいですね」とニコニコ顔。
あれは、もうその日の展開が読めていたんだな。
そう、来たんです。マンタ、間近に。
1本目、マンタステーションに今回6度目のアタック。水深は16mほど。
初めてマンタを眼前にして心臓が高鳴る私、ふとエアが気になりタンク残圧をチェック。大丈夫。
ガイドさんがここで待つようにと指示した岩陰に潜み、30分間皆で優雅なマンタの舞を見守り続けました。
こんな時やっぱりカメラがあったらと思いますね。以前宮古で水没させて以来、カメラフリーもいいものだとずっと持たずに来たけれど。。
マンタショーに満足した我々、2、3本目は島の南にある地形ポイントに連れて行ってもらいました。
太陽がずっと照り続けていてくれたおかげで海の中は明るく、洞窟では光と闇のコントラストが素晴らしく、レーザービームのような光の踊りも。宇宙飛行士のようにくるくる回ってあらゆる角度から地形を堪能します。
狭い空間では水がブルーでなく空気のように透明なので、崖から落ちることなく自由自在に空中を動き回ってる自分すごいぜ、と錯覚してみたり。
マンタも感動したけれど私はやっぱり地形大好き。
ボートに上がれば、めいめい猫のように日向ぼっこ。
太陽があるとないとじゃ大違いだよー、終わり良ければ全てよしなど口々に、最高のダイビングの1日は終了しました。
いやぁ昨日までとはうって変わって、今までの私のダイブ歴(91本)でベストスリーに入る1日じゃなかったかな…
泊まっていた民宿にはシャワーしかないので、バーデハウス久米島という温泉施設へ。
ポイントへ向かうボートからいつも見ていた印象的な岩(トンバラ)や、美しい島影を、刻々と変化する海の色とともに日没まで見届けました。
そこの売店で、ボート上でみんなが履いている鼻緒一体型のビーチサンダル(ギョサンというそうな)を発見、
星空みたいなラメ入りが素敵で即買い ↓↓
そして今夜も沖縄名物めぐり。
久米島の居酒屋レベル高し。
いつもは飽きてしまって沖縄料理じゃないお店へ行ったりもするけれど、今回それはなし。
ところで冒頭の、焦った私に起こされて自分も1時間寝過ごしたと思った、という夫が、
「あれは時計読み違いじゃなくてタイムスリップしてたの。ですぐ戻ったんだ。タイムスリップした後はだいたい良いことが起こるんだよ」と、本気顔で話すのですが。
「それ、まじで言ってる?」「うん。これまでもそういう事あった。」「ふーん…」
まあそんなことがあったとしても、いいのかもしれない。
次、私、100本目をどこで迎えようかな〜。
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