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2023-12-19

奥多摩プチトリップ。縦走編

<前編より>

早朝6時前、ゲストハウス  ナンバーワンスタッフ、ねこのたまに別れを告げ(というか、ねこのたまがまだ寝ている人間スタッフの代わりに私を見送りにきてくれたとしか思えない)、

奥多摩バス鴨沢行き始発6:05に乗る。東京都最高峰の雲取山へは、ふつう鴨沢から登るようだけれど、私はそのルートは一度下山で歩いて長ーいのを知っていて、あえてもっと手前の水根バス停で降り、好きな鷹ノ巣山を経由、石尾根という富士山が見える素敵なルートを歩いていく計画にしました。鴨沢からより更に距離も累積高度も増えるけれど、体調も大丈夫そうだし、たぶん歩けるでしょう。そして、問題なければ埼玉県の秩父側、三峰へ下山予定。

ということで出発。

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まだ夜明け前。

一度歩いたことあるから、不安なく登山道へとりつく。

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落ち葉が堆積しており、注意しないと谷へ滑ったら真っ逆さまってやつです。

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鮮やかだった紅葉期を終えてすっかり冬の色合い。

ふくらはぎくらいまで落ち葉ズブズブ

ふくらはぎくらいまで落ち葉ズブズブ

予報通りの強風に遭いながらも、ところに依り、で幸い尾根筋や山頂はおおむね暖かく歩けました。が、強風の威力は凄く、ウエストポーチからチョコレートを取り出すために手袋を外した右手がすぐに冷え、風は一瞬で体温を奪うのだということも今回わかりました。

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9月にきた時は富士山は見えませんでした

 

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居合わせた、ご年配のお父様と一緒に登頂された娘さん(会話から知る)に撮って頂きました

 

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雲取から三峰への道も、来てみてなんとも良かった。ペアの鹿を、芋の木ドッケで至近距離に見たがカメラを向けたら翻って逃げた。

またある時は、遠くの物音から動物の気配を感じ、熊では。と立ち止まるも、見通しの良い山肌に黒い影は見えず進んで行ったら、立派なツノを持つ雄鹿がこちらをジッと見ていた。

カンカンと音がして見上げたら、キツツキがいた。

たぶんあそこがゴール地点。

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帰りの最終バスは16:30。

地図アプリで、度々予想到着時刻を確認しながらペースが落ちていないことも知る。慌てずに。

先月トラヴェルソの山仲間と来た妙法ヶ岳の分岐に、鷹ノ巣山から約7時間かけて到達。

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雲取から、なんなら鷹ノ巣から縦走をしようと決意した場所です。

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一礼します

奥の宮の鳥居。無事歩き切れたことに、導いてくれたと思えるお仲間にも感謝の気持ちがわいたのでした。

このさらに上には笹尾根という、三頭山〜陣馬山〜高尾山の全長40km弱、累積高度3千メートル超のコースがあって、もう少し日が長くなったら挑戦してみたいとひそかに思っています。

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今回の軌跡

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