大山ピクニックとエポワス
国道246号を下って丹沢山塊の大山に行ってきました。私にとっては初、丹沢であります。
なぜこれまで丹沢に行かなかったかというと、昨年久しぶりに会う機会があった高校時代の友人から丹沢おすすめルートがあるといわれ、誘ってもらえるまでずっと行かずに取っておいたんです。
が その友人とはなかなかご縁がないので、大学時代の友人で一時帰国中、の地元でもある大山(おおやま。だいせんではない)で、ピクニック登山をしてきました。
友人の娘ちゃん姉妹、手繋ぎで仲がいい。
しかし、登り始めてまもなく姉のほうが疲れた帰ろうとか暑いーとか山頂なんてどうでもいいとか、ブータレ始める。
しょっちゅう山登ってると聞いて安心していたんだが。
しかもたいしたこともない道を私たちは歩いている時。お腹空いてたんかな。
友人にカメラを向けたらすごくいい笑顔が撮れたので、あいかわらずすてきなMちゃんの笑顔だねぇー、と言ったら隣にいた次女が、嬉しそうに相好を崩したのがまたとてつもなく可愛いかった瞬間。
私のスープジャー弁当はグリーンカレー。
さて、昼食終えて、大山頂上にむかうにつれ濃くなる霧。
頂上に着いてしばらくしたら、霧は退いたけれど。
江ノ島と三浦半島はかろうじて見え、その向こうには晴れていれば房総半島の山が見えるはず。
また再チャレンジしたい。もう少し長めのコースで。
子どもたち、体力と運動能力は全く問題なし。だのにいつもあんな文句言いながら山登っとるんかねー、笑。
その友からチーズ(エポワスとコンテ)をお土産にいただきました。
帰宅して、さっそく
ざっくりと日本で売ってるエポワスは値段4倍取ってるわな。(金額の話で失礼)
なんと、冷蔵庫に正月に飲むはずだったムルソー(ブルゴーニュの白ワイン)があるではないか、ウシウシ。
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別件。
その前の日曜日にはアイゼナハ音楽院の新井道代先生のフルート トラヴェルソクラスの山チームと一緒に陣馬山へ行ってきました。
地図というか書物がさまになるお方です。
こういうお姿を見るにつけ人っていうのは、自ら語らずとも生き様が現れるなーと思ってしまう。
とくに、山のような場所では。
かと思えば、
誰かと一緒に山へ行くことは、その人が見えるとも思う。いまのところは楽しいばかりです。
生存していて本当によかったよ。苦難の旅だったからなあ。真澄ちゃんのお腹に(同郷のムルソーとともに)ようやく収まって、海を渡ってきた甲斐があった、と思ったか思わなかったか。
そう、なんでああも叫び続け(られ)るのか、理解不可能。そりゃ親の都合で連れてきているんだけどさ、ひょっとしたらいつかもう見ることもできなくなる自然と触れ合って欲しいとか、動いて体力つけてほしいとか、一緒にすごしておきたいとか、色々あるんだよね。
ガキ、いや失礼、子供って、不条理をこえた不条理な存在だよなあ。
何にしてもお付き合いしてくれてありがとう。例の長い道の方を夢見ている。