レネとベトナムの思い出

レネ イズキエルドというキューバ出身でアメリカ在住のギタリストが来ているらしい。というか、来ることはとうに知っていたが。

関係者から、協力の声かけもされていたのだけど、あんまり気乗りがしないので悪いけどそのままにしていた。

私が2017、18、19年と、3年連続でホーチミンでのギターフェスティバルに参加したうち、2018年に彼が招聘されていて、大変なバカテクだったのを覚えています。

カーネギーホールを沸かせた鬼才という触れ込み（こーゆーのも私チョーニガテ！）、しかしたまたま流れて来る動画見てたら、2019年にやはりベトナムに招聘された渋谷環さんの方を聴いた方が全然いいんじゃないのー。と私には思えるんです。

バカテクはそれだけでは飽きます。もうわかったよ、ってなります。

昨日、パソコン内整理しようと思って手が止まり、同行仲間が撮った 2019年の環さんの演奏を久しぶりに聴いたばかりで。

演奏会が終わって楽器片付けていた時、隣にいた環さんに紳士が近寄り、ありがとう、素晴らしかった、と話しかけた事。思い出します。

そうだそうだ。本当にその通りだ。隣で私も楽器をケースに収めながら思ったものでした。

やっぱりみんなが心を持ってかれる美音と表現に学びたい。

当然テクニックもキレてますしね。